iPhoneを使い続けている人も多いと思います。
私もiPhone5からiPhoneユーザーになり、iPhone6、今使っているiPhone7で3台目です。
2019年には新しいiPhoneに買い替えを予定しています。
新しいiPhoneの発表はニュースになる程で、毎年秋の恒例行事と言っても過言ではないくらい注目を集めています。
2018年9月12日にも新しくiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRの3機種が発表され、販売されています。
iPhoneのカラーと言えば、シルバー、スペースグレイ、ゴールドが定番カラーですが、この3色発売の数ヶ月後に「(PRODUCT)RED」(プロダクトレッド)が販売されている機種があります。
他の3色に比べるとはっきりとした色味で、可愛いという声も上がっていますが、この(PRODUCT)REDには可愛いだけではない秘密がありました。
今回はApple製品の(PRODUCT)REDについて調べてみたのでご紹介していきたいと思います。
iPhoneの(PRODUCT)REDはいつから?
2017年3月21日にiPhone7、iPhone7Plusでスペシャルモデルとして初登場したカラーです。
私もiPhone7を購入し現在でも使っていますが、iPhone7を購入後に(PRODUCT)REDが販売され、もっと早くに販売してくれたらいいのに、と思ったことを思い出しました。
その後はiPhone8、iPhone8Plusでも販売され、2018年に発表されたiPhone XRにも販売されています。
iPhone XやiPhone XRと一緒に発表されたiPhone XS、iPhone XS Maxには(PRODUCT)REDはありません。(2018年11月現在)
他のカラーとの違い
(PRODUCT)REDはAppleのサイトを見ると「(PRODUCT)RED」と表記してあります。
Appleの日本サイトだと、他のカラーはカタカナで表記してあるのでとても不思議に思いました。
Apple Storeの購入ページはこのように表記されています。
出典:Apple Japan
iPhone XRで(PRODUCT)REDと他のカラーの容量や価格を比較してみましたが、容量も価格にも違いはありません。
スペシャルカラーや限定モデルであれば、価格が異なることも考えてみたのですがそういうことでもなさそうです。
Apple製品の(PRODUCT)REDの意味
(PRODUCT)REDの製品を購入することによって、購入金額の一部を寄付する仕組みになっています。
Appleは11年間にわたり、(RED)という団体と連携をしてHIVやAIDSプログラムを支援しています。
(PRODUCT)RED製品の売り上げからこれまでに寄付した金額は1億6000万ドル以上になるとのこと。
カウンセリングや検査、母親から胎児へのHIVの感染を防ぐ医薬品を届けたりする資金に使われています。
AIDSの感染者がいない世界を作る為の活動となっていました。
仕組みとしてはこのようになっています。
出典:Apple Japan
つまり(PRODUCT)REDはチャリティーカラーということになります。
(RED)とは?
(RED)は世界的なロックバンドU2のボノさんと国際NGOであるDATAのボビー・シュライバーさんが発起人となり、エイズフリー世代の誕生を目指し、2006年に設立したチャリティ団体です。
エイズ撲滅の為にパートナー企業やサポーターと資金を調達し、集められた寄付金をグローバルファンドへ送っています。
(RED)にはAppleの他、コカコーラやスターバックス、Beats、コンバース、アメリカンエキスプレスなど様々な企業や団体が参加をしています。
私たちが(RED)製品を購入すると、寄付する資金が生まれてエイズ患者のいない世界に近づいていけるということになります。
日本語のサイトはありませんが、こちらから(RED)に関しての情報を得ることが出来ます。
(RED)のサイトでは様々な企業のRED商品を見る・購入することも可能ですが、購入先としてリンクしてあるサイトは海外サイトになっています。
(PRODUCT)REDはiPhoneだけではない
Appleの中で(PRODUCT)REDと言えば、iPhoneのイメージが強いですがiPhoneだけではありません。
画像付きでご紹介していこうと思います。
iPhoneのケース(レザー、シリコーン)
画像はiPhone XS用ですが、iPhone XS Max、iPhone8、iPhone8 Plus用がありました。(2018年11月現在)
出典:Apple Japan
Apple Watchのバンド(スポーツバンド、モダンバックル)
出典:Apple Japan
iPod touch
出典:Apple Japan
iPadのカバー
出典:Apple Japan
Beatsのヘッドフォン
出典:Apple Japan
Beatsのスピーカー
出典:Apple Japan
iPhone以外の(PRODUCT)REDの製品を購入しても、購入金額の一部が寄付されます。
(PRODUCT)REDを購入するには
iPhoneはApple Storeでの購入はもちろん、大手キャリアでも購入可能なようです。
docomo、au、Softbankのネット注文を確認したところ、iPhoneの取り扱いはあるようです。
大手キャリアでも購入が出来るので機種代を分割で支払っている人も手に入れやすそうです。
ケースは大手キャリアのオンラインショップでは見つけることが出来ませんでした。
Apple Store以外になると、Apple製品を取り扱っている家電量販店やAmazon、楽天市場などのネットショッピングサイトでの購入になりそうです。
少し探してみたので、ご紹介します。
現在購入出来る(PRODUCT)REDのiPhoneは?
iPhone7、iPhone7Plus、iPhone8、iPhone8Plus、iPhone XRにREDがありますが、現在購入出来る(PRODUCT)REDはiPhone XRのみのようです。(2018年11月現在)
1つ前のモデルであるiPhone8、iPhone8PlusをApple Storeで見てみましたが、選べるカラーはシルバー、スペースグレイ、ゴールドだけになっていました。
iPhone XRの(PRODUCT)RED登場で、iPhone8、iPhone8Plusの(PRODUCT)REDは販売を終了したのではないか?との見方がされているようです。
今から(PRODUCT)REDのiPhoneを新品で購入するには、iPhone XRしか選択肢はなさそうです。
(PRODUCT)REDは人気カラー?
「iPhone RED」などのワードで情報集めも兼ねて、検索をしてみたのですが結構人気のカラーのようです。
どこで買えるの?やiPhone XにはREDはないの?と質問している人の書き込みも見つけました。
iPhone7、iPhone8の時は定番カラーの発売後、数ヶ月してから(PRODUCT)REDが発売されているので、購入を待てばよかった、という声もありました。
iPhone7の時は私も購入を待てばよかったと思いました。
今回はiPhone XRのみではありますが、他のカラーと同時に発売されているので、待ってました!という人もいるかもしれません。
他のカラーも素敵ですが、(PRODUCT)REDは特に色味がはっきりしていて、性別・年齢問わず持ちやすい色味なので、人気があるのも頷けます。
また(PRODUCT)REDの意味を知って、購入したいと思う人もいるのではないでしょうか。
寄付というとハードルが高いと感じてしまう人でも、iPhone本体やiPhoneケースなど普段使うものを購入して、寄付が出来るので参加しやすいですね。
まとめ
今回はApple製品の(PRODUCT)REDについてご紹介しました。
今回の買い替えはまだどのモデルにするか悩んでいて、iPhone XRに(PRODUCT)REDがあったので「赤いiPhoneいいな」と思って見ていたところで、(RED)のことを知りました。
ただただ可愛いだけではなかった理由を知り、さらに(PRODUCT)REDに興味が沸きました。
購入するiPhoneがiPhone XRに決まったら是非(PRODUCT)REDを購入したいと思います。