今やスマホは生活の必需品。
電話やメール、写真などガラケーでも使うことの出来た機能はもちろん、調べものやSNS、ゲームをしたり音楽を聴いたり…と様々なシーンでスマホは日常生活に欠かせない。
そんな日常生活に欠かせないスマホをどのくらいの頻度で機種変更していますか?
私はガラケーの時から大体2年で機種変更していました。
ですが今持っているiPhone7はもう4年近く使っています。
2年以上同じ機種を使うのは今回が初めてです。
そこで今回はiPhone7を4年使って分かったメリットとデメリットなどをご紹介していこうと思います。
初めてのスマホはiPhone
私が初めて手に入れたスマホはiPhone5。
調べてみるとiPhone5が発売されたのは2012年9月21日とのこと。
今のスマホに比べればもちろん機能面なども劣りますが、初めて手にしたiPhoneにどんなアプリがあるんだろう?このアプリ良さそう!などワクワクしたのを記憶しています。
そんなワクワクをたくさん与えてくれたiPhone5も約2年で手放しました。
なぜ2年で機種変更していたのか?
私以外にも2年で機種変更をする(していた)方は多いと思います。
先に書いた通りスマホにしたから2年で機種変更をし始めたわけではなく、ガラケーの時から2年で機種変更をしていました。
私の場合はiPhone5の次はiPhone6に機種変更、iPhone6の次はiPhone7に機種変更をしましたが大体2年で機種変更をしています。
なぜ2年で機種変更をしていたのか?を考えてみると契約していた携帯会社の割引が関係していたのでは?と感じました。
スマホを契約する時に端末代金を24回払い(2年払い)する方が多いと思います。
私も24回の分割で端末代金を支払っていました。
契約内容にもよりますが、多くの携帯会社では毎月の料金から2年間は割引が適用されるので、そこから2年で機種変更が定着しているのかなと考えられます。
2年で機種変更をしなくなった理由
調べてみるとiPhone7が発売されたのは2016年9月25日とのこと。
私がiPhone6から機種変更をしたのが2017年2月だったので、ちょうど4年経過。(2021年2月現在)
特別iPhone7が気に入っているわけでもない。
かと言って使いにくい、気に入らないわけでもない。
今まで通りなら機種変更するはずだったiPhone8が発売された時、機種変更を考えなかったわけではない。
むしろ新しいiPhoneが発売される度にAppleの公式サイトを見に行くくらい新しいiPhoneには関心がある。
なのになぜ機種変更をしないのか?
携帯会社を変えたから
1番の大きな理由は携帯会社を変えたからです。
このブログの記事にもしましたが、2018年10月にauから楽天モバイルに乗り換えました。
auで契約していたiPhone7を利用しSIMだけを楽天モバイルに。
おかげで2年ごとに機種変更をしないと割引が受けられない、という縛りがなくなったのが1番の要因かと思います。
言い換えれば機種変更のタイミングを逃しているとも言えます。
iPhoneの進化に魅力を感じられなくなったから
2つ目の理由は個人的にiPhoneの進化に魅力を感じられなくなったからです。
2020年発売のiPhone12は5Gに対応したことで魅力を感じることが出来ました。
しかし、それまではカメラの性能や画面の綺麗さなどの進化が主で個人的には以前と違い進化する部分に魅力を感じられなくなりました。
もちろん綺麗な写真を撮りたい方やSNSに綺麗な写真をアップしたいなど使い方によってはカメラ性能の向上は魅力的かもしれません。
私はあまり写真も撮りませんしSNSに写真をアップすることもほとんどないので魅力を感じられません。
iPhone7で使いたい機能が足りているから
3つ目の理由はiPhone7で使いたい機能が足りていることです。
例えばiPhone7から搭載されたApple Payの機能で電車に乗る時わざわざカードのSuicaを使わなくてよくなり、Suicaで自動販売機やコンビニなどでお買い物も可能になりました。
もしApple Payの機能がiPhone7に搭載されておらず、新機種に搭載されていたとしたら機種変更を考えたかもしれません。
もちろん人によってはiPhone7では使いたい機能に対応していないという方もいるかもしれませんが、個人的には足りていると感じています。
この3つが2年で機種変更をしなくなった大きな理由です。
2年以上同じiPhoneを使うデメリット
同じiPhoneを初めて2年以上使ってみると2年周期で機種変更していた時には感じなかったデメリットも出てきます。
個人的に感じているデメリット、一般的に見たデメリットをご紹介していきます。
バッテリーの劣化
1番実感するのはバッテリーの劣化です。
2年で機種変更をしている時も機種変更間近になるとバッテリーの持ちが悪いと感じていましたが、2年以上となるとバッテリーの持ちはかなり悪くなります。
電話やLINEしかしない方とゲームやSNS、音楽を聴いたりと1日のうち結構な時間iPhoneを利用している方とではバッテリーの劣化に差が出てくるので一概には言えませんが、バッテリーの劣化は気になります。
バッテリーの劣化の解決方法としては、このブログの記事にもしましたがバッテリー交換があります。
私も実際にAppleで2019年7月にバッテリー交換をしましたが、バッテリー交換から約1年7ヶ月経過し、そろそろバッテリーの劣化が気になり始めました。
アプリが強制終了・フリーズ・カクつく
比較的新しい機種でも使い方によっては強制終了・フリーズ・カクつくことはないとは言えませんが、4年経過したiPhoneでは頻繁に強制終了・フリーズ・カクつきます。
「アプリ落ちる」などの検索で出てくる対処法のiPhone本体やアプリのアップデート、ストレージ不足の解消をクリアしていても強制終了・フリーズ・カクつきは頻発。
私の場合は特に容量の大きいアプリを使っていると強制終了・フリーズ・カクつきが起こるように感じます。
対処法としてはイマイチですが、その度に再起動をしてとりあえずやり過ごしています。
原因を検索するとCPUやバッテリーの劣化が挙げられています。
バッテリーはAppleで交換が可能ですが、CPUはAppleで交換は出来ないようです。
あまりにも頻発するようであれば機種変更を考えざるを得ません。
iOSのサポートが終了する
今のところiPhone7では最新のiOS14に対応しています。(2021年2月現在)
しかし発売から年月が経つとサポートされるiPhoneのモデルに該当しなくなります。
Apple公式で確認すると最新のiOS14のサポート対象になっている中で最も古いモデルはiPhone SE(第1世代)となっています。
次がiPhone6シリーズなので私が使っているiPhone7も数年で対象外になりそうです。
サポートが終了することのデメリットとしてはセキュリティ面の不安が1番大きいです。
iOSにセキュリティ面の問題が発見された時にセキュリティアップデートをAppleが提供してくれます。
しかしサポートが終了してしまった機種の場合、そのアップデートが提供されません。
危険に晒されたままのiPhoneを使うことになります。
デメリットの2つ目はアプリが対応しなくなることです。
古いiOSはサポートが打ち切りになることが多く、アプリ自体のアップデートに対応しなくなることがあります。
普段使っていたアプリが急に使えなくなる可能性があるので不便を感じることも出てくると思います。
対応機種に当てはまらないことがある
これは最近の私の経験談。
楽天モバイルからハガキが届き「Rakuten UN-LIMIT Vに変更しませんか?」という内容でした。
私が今使っているプランはスーパーホーダイプランです。
どんなプランか気になったので調べてRakuten UN-LIMIT Vに変更してもいいかな、と思い製品の対応状況確認をしたところiPhone7は対象外でした。
対象外なのでもちろんプランの変更は出来ず。
大手の携帯会社の場合だとあまりこのようなことはないように思いますが、格安SIMの場合は機種の持ち込みが可能なので、新プランに自分の使ってる機種が対応していない場合もあります。
私が現在利用しているスーパーホーダイプランもいつまでサービスが続くのか分からないので少々不安です。
買取金額が安くなる
機種変更をして今まで使っていた機種をみなさんはどうしているでしょうか?
私はiPhone5の時は当時契約していたauで下取りに出しポイントをもらい、iPhone6の時は仕事仲間にお願いしてオークションサイトで売ってもらったような記憶があります。
私のように下取りやオークション・フリマアプリなどでお金やポイントに換えるという方もいれば、家のどこかに保管している方もいると思います。
オークションの場合は欲しい人がいれば値段が上がる可能性もありますし、フリマアプリなら自分で値段を決めることが出来ますが、手間だと感じる方は下取りや買取のサービスを利用することも考えられます。
私はオークションなどは手間だと感じてしまうので、iPhone7から機種変更する時にはAppleのApple Trade Inというサービスを利用する予定です。
直訳するとアップルの下取りなのでそのままの意味です。
新しい機種を購入する時に今使っている機種を下取りに出して購入金額が割引になります。
故障や不具合などiPhoneの状態や下取りに出すiPhoneの容量などにもよりますがiPhone7の最大下取り額10000円です。(2021年2月現在)
1番古い機種で買取が可能なのはiPhoneSE(第1世代)となっています。
新しい機種が発売されると古い機種の下取り金額が下がったり、iOSのアップデートと一緒で古すぎると対象外になってしまいます。
2年以上同じiPhoneを使うメリット
デメリットと私が感じること、一般的に見てデメリットだと感じることをご紹介しましたがメリットが皆無なわけではありません。
個人的に感じているメリット、一般的に見たメリットをご紹介していきます。
機種変更に伴う費用を抑えられる
1番のメリットは費用を抑えられることです。
iPhoneだけで見ると機種や容量にもよりますが約10万円ほど。
携帯会社で購入する場合は割引を受けることが出来る場合もありますし、一括ではなく24回払い(2年払い)など分割で払うことも出来ますが、それでも安い金額ではありません。
金額を抑えようと容量が少ない機種にしてしまうと、使っているうちに容量不足になってしまうことも考えられます。
機種変更の回数を減らすことによって端末に掛かる費用を抑えることが出来ます。
操作方法を新たに覚える必要がない
iPhoneは直感で操作が出来ますし、機種変更をしても操作方法にあまり変化はありません。
触っているうちに操作を覚えることの出来る方なら問題ないかと思いますが、機械が苦手という方もいると思います。
そのような方からすると使い慣れた機種が安心感もあり、操作に不安がないのはメリットと言えそうです。
データ移行の回数を減らすことが出来る
iPhoneはデータ移行も比較的簡単です。
以前はパソコンが必須でしたが、今はパソコンがなくてもiPhoneだけでiCloudを利用すれば簡単にバックアップを取ることが出来ます。
こちらも操作方法と一緒で簡単に出来てしまう方なら問題ないと思いますが、誰かに聞かないと分からない、誰かにやってもらっている方もいると思います。
そのような方からすると機種変更の回数を減らすことによってデータ移行の回数も減らすことが出来るのでメリットかなと感じます。
廃止された機能が使える
ホームボタンやイヤフォンジャックなど現行機種にはない機能が使えます。(iPhoneSE第2世代はホームボタンあり)
特にFaceID(顔認証)はマスクをしていると反応が悪く不便という声もあるので、廃止されたホームボタンが使えるのはメリットかもしれません。
iPhone7ではイヤフォンジャックはありませんが、それ以前の機種にはイヤフォンジャックがあります。
こちらもイヤフォンジャックを復活させて欲しいとの声があるので、使う人によってはイヤフォンジャック付きはメリットになる方もいるかもしれません。
コンパクトサイズな機種が使える
iPhoneSE(第2世代)が現行機種だとコンパクトな4.7インチですが、ここ数年のiPhoneは大きく・重くなっています。
動画が見やすい・ゲームが大きな画面で出来るなどメリットもあります。
しかし片手で操作がしたい方やポケットに収まるサイズの機種が欲しいという方にはコンパクトサイズの機種はメリットです。
機種変更のタイミングについて考える
アプリの強制終了やバッテリー・CPUの劣化などはあるものの普段使う分にはまだまだ現役で使える私のiPhone7。
ですが今でもメイン機として毎日使っているので目には見えなくとも日に日に劣化しているはずです。
そしていつかはiOSのサポートの対象から外れるので機種変更についても考えていかなくてはなりません。
先にも書いた通り新しいiPhoneが発売される度にAppleのサイトを見に行ったり関心は持っていました。
ここ数年はAppleから5Gに対応した機種が出るのでは?という話が出てたこともあり、家族と5Gに対応したタイミングで機種変更かな?なんて話もしていました。
実際に2020年10月に発売されたiPhone12は5Gに対応しています。
しかし今だにiPhone7を使っています。
理由としては2つあります。
※これはあくまでも個人の見解です。
5Gがほぼ使えない
1つ目の理由は機種変更をする1番の理由だった5Gがほぼ使えないこと。
5Gがほぼ使えないというのはよくよく考えれば発売前から分かったことなのですが、発売後に検索をしていて気が付きました。
iPhone12は5Gに対応していても通信キャリアが5G通信を提供してくれなければ私たちユーザーは5Gの恩恵を受けることは出来ません。
私が契約している楽天モバイルの5Gサービスエリアを見てみると6都道府県のさらにごく一部しか対応していません。(2020年9月30日時点)
大手3社でもマップを公開していますがほとんど5Gには対応出来ていません。
家族と話してみて5Gの恩恵を受けることが出来ないのに今機種変更は必要なのか?という話になりました。
日本で販売されているiPhone12はミリ波に対応していない
2つ目の理由は日本で販売されているiPhone12はミリ波に対応していないこと。
日本で販売されているiPhone12はミリ波に対応していないという理由ですが、私は電波については全く知識がありません。ミリ波って何?状態。
なので詳しそうな方の記事やミリ波についての説明の記事をいくつか読んでみました。
結論としては現在のところミリ波に対応していなくても困ることはないらしい。
しかし今回の私のように4年も同じ機種を使うような買い替えサイクルの場合、のちのち残念な思いをする可能性があるとのこと。
どういう意味かというと…仮に「次に発売されるiPhoneが日本でもミリ波に対応します」となった場合。
1年や2年で機種変更をするのであれば長くても1年ほど待てばミリ波に対応したiPhoneを手に入れることが出来る。
しかし3年4年それ以上で機種変更をする場合、ミリ波に対応したiPhoneを手に入れるのはタイミングによってはだいぶ先になってしまう。ということ。
確定ではない情報として日本で販売される次回iPhoneはミリ波に対応するかもしれない、という記事は見かけました。
しかし2021年2月現在Appleが日本で販売するiPhoneがミリ波に対応します、といった公式発表がないのでこれが正解という断言は出来ません。
上記2点を踏まえて個人的には2021年に発表されるであろう新機種を待ちたいという結論に至りました。
iPhone12への機種変更に5G対応以外の理由があったとすれば機種変更していたかもしれません。
まとめ
今回はiPhone7を4年使って分かったメリットとデメリットをご紹介しました。
今はスマホの買い替えサイクルが長くなっているという話を聞いたことがあります。
私の場合は楽天モバイルに乗り換えをしたことで機種変更のタイミングを失ったような気がします。
良く言えば1台を長く使うようになったので経済的になったとも言えます。
悪く言えば憶測や噂を見聞きして次のiPhoneの発表待ちをしてしまい機種変更のタイミングを逃しているとも言えます。
4年も使うと2年周期で機種変更していた時にはなかった不具合や心配事も出てきますが、意外と使えるんだなぁというのが率直な感想です。
スマホは生活には欠かせないと言っても過言ではなくなってきています。
長期間使うメリット・デメリットを知った上でスマホを使っていけたらなと思います。