元々不定期更新でしたがブログ更新サボりすぎました…。
サボっている間にハマったことが片付け(手放し)と掃除。
大体どっちかにハマるとどっちもハマるのかな?と個人的には思うのですが、私の場合は掃除にハマって数年の期間が開いてから片付けにハマりました。
私がハマった順番は掃除→片付けですが、これから始めたい方には片付け→掃除の方が効率が良さそうなので私の体験談と共に片付けからご紹介します。
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片付け前の自宅の状況
2LDKメゾネットで備え付けの収納は少なめの賃貸マンション住まい。
私自身は物欲がすごいわけでもなく、むしろ記念日のプレゼントも欲しい物がないくらい物欲はないタイプ。
しかしパートナーと2人暮らしの自宅には物が溢れている。
もちろんパートナーの私物もあるので自宅にある物=全て私の物ではない。
それにしても物がとにかく多い…。
今のマンションに引っ越して5~6年。
引っ越しした当初に物を詰め込みほぼ開けていない収納スペースや未開封の引っ越し屋の段ボールがある始末。
物欲はないタイプですが私にはストック癖があり洗剤やティッシュ類など収納スペースに見合わない量のストックがある。
今となれば不思議なことですが、こんな状態に疑問を持たずに過ごしてきた。
手放し(片付け)に目覚めたきっかけ
暇つぶしに見ていたTikTokの動画。
たまたま流れてきた物が溢れた部屋を片付ける動画にハマり見終わった後のスッキリ感が病み付きに!
国内にとどまらず海外の片付け動画にもハマりましたw
我が家よりも物が溢れている状態からキレイになる過程を見て「私にも片付けが出来るかも」と少し希望が持てました。
近距離別居の家族の引っ越しを手伝ったこと。
パートナーの家族が引っ越すことになり手伝いに行きました。
1人暮らしには広すぎる3LDKのマンションに大量の物・物・物!!
何度もお邪魔したことはありましたが全部の部屋や収納スペースを見たのはこの時が初めて。
同じ用途の洗剤が複数あったり期限切れの食品も…。
他にも衣類や布団、食器類なども1人暮らしとは思えないほど大量。
人の物なこともあってポイポイ捨てるわけにもいかず、確認を取りながらなので大変な思いをしました。
引越しの手伝いをきっかけに「私たちも引っ越しする時大変そうだな~」と感じ、引っ越しの予定はないけど少しずつやろうと思いました。
手放し手順
あくまで私のような超ズボラ向けです。
まずはハードルを低くして1歩ずつ着実に進めていきましょう!
自分が管理してるスペースから
まずは自分が管理しているスペースから。
1人暮らしの方は全部が自分の管理しているスペースだと思うのでどこからでも。
我が家は個人部屋がないので自分の物を置いているスペースの手放しから始めました。
次に共有スペース。
料理を担当している人ならキッチン、掃除を担当している人なら掃除道具の収納場所など。
理由は自己判断で捨てる・残すが出来るから。
家族や同居人と共有している物は捨てる・残すの確認する手間もあり判断に時間が掛かってしまいます。
片付けや掃除を進めていくと家族や同居人のスペースも気になり始めますが、勝手に手を付けるのは絶対ダメ!
自分には不要な物だと思っても持ち主にとっては必要な物もあるので、手を付ける時は持ち主と一緒にやるか相談した上で片付け。
片付けしやすい場所を探す
我が家でいうところの引っ越しから開けたことのない収納スペースなど時間が掛かりそうな場所に最初から手を付けず、まず短時間で片付けられる場所を探します。
例えばデスクや洗面台の収納、リビングのテーブルに物が出しっぱなしの人はテーブルの上など。
収納スペースに引き出しが複数ある場合は引き出し1つずつ。
本当に小さい小さい場所からチャレンジ。
理由は時間が掛かると途中で放棄してしまったり、場合によっては翌日に持ち越してしまい結局そのまま…になってしまうから。
私のようなズボラな方はまずは短時間で出来る場所を1つずつ完成させていくことで成功体験にもなりやる気や自信にも繋がります。
慣れてきたらクローゼットや物置になってしまっているスペースなど大きなスペースも進めていきましょう。
とにかく全部出す
片付ける場所が決まったらとにかく全部出す!
片付けようとしているスペースにある物をすべて把握することが出来ます。
持っていたことすら忘れていた物やもう既に処分したと思っていた物が出てきたり…物が多すぎると把握が出来ていないんだなと感じました。
全部出した上で必要な物と不要な物に分けます。
必要な物を戻す前に収納スペースのお掃除も一緒。
掃除機を掛けたり拭き掃除をしたり、水洗い出来る棚などは取り外して丸洗いするのも◎
物が少なくなった上に掃除もしてキレイになるのでキープしたい、という気持ちも芽生えます。
捨てる基準を考える
残すのか手放すのかの判断って難しいんですよね。
明らかなゴミや壊れてしまい使えない物、期限切れの物なら簡単に捨てることが出来るのですが
まだ使える物、いつか使うかもしれない物は捨てることが”もったいない“と感じてしまい捨てるのに躊躇してしまいます。
私はミニマリストを目指しているわけではないので
目安としては我が家の収納に収まる範囲、出来ることなら各収納に少しゆとりがあるくらいが理想と考えて手放しました。
使っているかどうか
まずは現在進行形で使っている物は残す、使っていない・存在すら忘れてた物で今後も使わないだろうと思う物は捨てる。
シンプルな考え方ですがまずはこれを基準に手放していきましょう。
使ってはいないけど思い出がある物、人からもらった物など手放すか悩む場合は時間がもったいないので一旦保留扱いに。
思い出の品は写真を撮って物自体は手放すという方法もあります。
保留扱いにした物を後日改めて見るとスパっと判断出来ることも。
使いたいと思うかどうか
よく片付けや手放しで出てくるのが「ときめくか、ときめかないか」で残すか捨てるかを決めるという話。
簡単に言うと「使いたいと思えるかどうか」ではないかなと個人的には解釈しています。
例えとして服で考えてみましょう。
その服を着て出掛けたいと思うかどうか。
ヨレヨレの服を着て出掛けたいと思う人はいないはずです。
他にキレイな服があるのならキレイな服を着て出掛けたいと思いますよね?
流行に敏感な人であれば一昔前に流行った服を着て出掛けたいとは思わないはずです。
服以外の他の物にも同じように当てはめていくと手放せない物の手放しをする判断がしやすくなります。
いつか使うかも…を減らすor手放す
いつか使えるかも、今は使わないけどないといつか困るんじゃないか、と思う物ってありますよね。
我が家でその対象になっていた代表的な物は紙袋・サンプル品・割り箸などの使い捨てカトラリー。
紙袋
ちょっといいブランドの紙袋から可愛いデザインの紙袋、サイズ感がちょうどいい紙袋など。
人に何かを渡したい時や荷物が多くてバッグに入らない時に紙袋に入れたり…と使い道はあるのですが我が家ではストックが多すぎました。
使う頻度は人それぞれかもしれませんが、使う頻度とストックの紙袋の量は見合ってますか?
買い物をした時、誰かに何かをもらった時にまた増えていくので意外とストックを減らしても問題ありません。
サイズ感が同じような物や汚れや折り線がついて人に渡すのは気が引ける物などは優先的に手放ししました。
サンプル品
スキンケアやヘアケア、メイクのサンプルが溜まっていました。
旅行の時に使おうかなーと思ってストックしておくものの、なかなか使う機会がなかったりそもそも存在を忘れてたり…。
我が家も洗面台の引き出しにシャンプー・トリートメントのサンプルセット溜まっていましたw
捨てるのはもったいないなーと感じたので優先的に使うことに。
貰ったら優先的に使う、使う気がないなら収納には入れず処分する。
割り箸などの使い捨てカトラリー
スーパーやコンビニで貰って使わずにどんどんストックになってました。
食品に付属している調味料類は使わないと分かっているのですぐに捨てるのですが、カトラリー類はいつか使うかもで結構な数に。
消費期限もないのでついつい…。
普段パートナーと食事する時に割り箸に使い捨てのカトラリーは気が引けたので、私1人で食事する時に使ってかなり減らしました。
来客用などで少し残しておく分にはいいかもしれませんが、多いと感じたら使うか捨てるかして数を調整。
そもそも使わないのであれば貰わないという選択をすると捨てる手間もないので楽になります。
当たり前になっている物を見直す
物がパンパンに詰まった収納スペースも捨てようと思って一時置きしていた物も月日が経つごとにそこにあることが当たり前に…。
我が家で特に当たり前になっていた物は食器の数。
ほとんど自炊をしないので自分たちで購入した最低限の食器だけで十分だったのですが、引っ越しの時にパートナーの家族に貰った食器で食器棚がパンパンに。
パートナーの家族は食器が好きでコレクションの中から持ってきてくれた物。
種類も多く、1種類あたりの枚数も平均5枚ほど。
貰った食器は高そうな食器ばかりですが、趣味に合わずほとんど自分たちで購入した食器を使っています。
食器棚に収まっているので”まぁいいか”と思っているうちに、たくさんの使っていない食器があることが当たり前に。
片付けをしているうちに「気に入った物を使いたいし、必要な数だけあれば十分」そう思い2人分だけ残して処分。
結局使わないのに場所だけ取るので全処分でもよかったのですが、貰ってしまった以上申し訳なさがあり今回は少し残しました。
私の場合は貰った物でしたが、お子さんがいるご家庭なら成長とともに必要となくなった物もあると思います。
使わない物、不要な物なのに当たり前になっている物を見直してスッキリさせましょう。
手放す方法を知る
手放す方法はいくつかあります。
物によって使い分けたりすることも出来るので手放し方法を知った上で選びましょう。
ゴミとして捨てる
1番最初に思い付くのはゴミとして捨てること。
日常生活を送る上で出るゴミの捨て方は把握していても普段捨てないような物の捨て方は把握していない方も多いと思います。
ゴミカレンダーやお住まいの地域のホームページで確認して処分しましょう。
それでも分からない場合は役所のゴミ担当部署に電話すると丁寧に教えてもらえます。
意外な物が粗大ゴミ扱いだったり、地域では回収出来ない物だったりすることも。
費用が掛かる場合や回収日まで日にちが開くこともありますが簡単に手放したい人にはおすすめです。
買取に出す
実店舗だけではなくネット経由の買い取り業者もあります。
本やゲーム、服や家電など様々なジャンルの買取があります。
ファッション・ブランド品の買取
スマホ・PCの買取
趣味グッズの買取
家具・家電の買取
ジャンク品の買取
近くに店がない、車がなくて運べない人も宅配買取や出張買取をやっているお店で買取してもらえます。
買取金額が思ったよりも安かったり、買取不可で無料で引取りになる場合もありますが
捨てるにもお金が掛かる物もあるのでお金を払わずに手放せるというメリットはあります。
不用品を処分してちょっとしたお小遣いになればいいな、と思っている方や捨てるのにお金を払いたくない方におすすめです。
フリマやオークションに出品する
自分の好きな価格で販売出来ること、欲しいと思ってくれる人に届けることが出来ます。
価格設定が自由に出来ることで買取では値段が付かなかった物も売れる可能性も。
ただ私のようなズボラには写真を撮って出品して発送して、というのは難易度が高い。
必ず売れる保証はないので売れ残った場合また収納に逆戻りになる可能性も…。
マメに出来る人にはおすすめです。
譲る・寄付する
友人や知人に譲る、施設などに寄付するという方法もあります。
必要とする人に譲れば喜んでもらえることも。
捨てるには気がひけるという人も使ってもらえる人がいるなら手放しやすいですね。
また、海外のTiKTokの動画では服や子どものおもちゃなどを施設に寄付するシーンを見かけます。
寄付先を探してみるのもいいかもしれません。
ここで私の体験談。
パートナーの家族が”使わないから”と譲ってくれることが多かったのですが、我が家でも使い道がなく保管場所に困った物も…。
しかも捨てるにも粗大ゴミ扱いで費用が掛かる物もありました。
関係上断りづらかったり、貰った以上捨てるのも申し訳なかったり。
譲る場合は押し付けにならないように気を付けましょう。
リバウンドさせない
片付けが一通り終わった後にやるべきことはリバウンドさせないこと。
キレイになったスペースを現状維持していけるようにしましょう。
家に入れる物を厳選する
先述したサンプル品や割り箸などの使い捨てカトラリーもそうですが、不要なら受け取るのを辞めましょう。
本当に欲しい物、試してみたい物であれば使うところまでセット。
興味はないけど受け取ってしまった物、ポストに投函されたチラシなど興味がない物はゴミ箱へ直行。
とりあえずで家の中に入れてしまうとどんどん不要な物が増えていきます。
我が家の場合はパートナーの家族が”使わないから”という理由で譲ってくれることが多かったので、本当に必要な物以外はお断りするようにしました。
最初は断りづらくて受け取っていましたが、スペースは無限にあるわけではないので断ることも大事。
安いを理由に買わない
セール品やクーポンで安く買えるなどお得に買える物を見つけた時、本当に必要かどうか一旦考えましょう。
買う理由が”安いから“になっていませんか?
普段使っている物や買おうと思っていた物が安く買えるのはラッキーです。
しかし安いだけを理由に買ってしまうと買ったはいいけど使わなかった、使い道がなかったということも…。
食品や飲料などの見切り品もすぐに食べるのであればお得ですが、安く買えても期限切れになって食べれなければ損でしかありません。
似たような話で私の体験談を。
楽天市場のセールで買いまわりの為に1000円ぽっきりの商品を購入したことがあります。
買いまわりの店舗数を増やしたくて購入しましたが実店舗で購入した方が安かった…。
買いまわりしなくちゃ!という思考になっていたので1000円が商品に対して安いか高いかの判断が鈍くなっていたようです。
幸い必要な物を購入したので物自体は無駄にはなりませんでしたが金額的な面でいうと損。
これに気付いてからは店舗数よりも必要な物を見極めて購入するを重視するようになりました。
収納グッズを無暗に買わない
片付けを始める前はSNSで見かけた素敵な収納アイディアに憧れて同じ物が欲しいと思ったこともありました。
SNS以外でもネットショッピングサイトや実店舗など収納グッズを見かける機会もあると思います。
片付けをしているとそういった商品や投稿も目に留まりやすくなりますが、即買いはダメ!
自分のお家に当てはめて考えてみましょう。
まずどこで使いたいのか、何を収納するものなのか、使い勝手はどうなのか、そしてサイズが合うかどうか、をしっかり考えましょう。
収納グッズを手に入れたら片付くと思いがちですが使いこなせず結局不要だったり
見た目を重視しすぎて使い勝手がイマイチだったり…。
我が家も手放し前は収納グッズがたくさんありましたが、手放しをすることで収納グッズ自体が不要になった場所もあり、実際に何個か収納グッズを手放しました。
収納グッズを購入する場合は手放しが完了してから購入するようにすると無駄な収納グッズを買わずに済みます。
みんなが使いやすいを重視する
「収納グッズを無暗に買わない」に似た内容になりますが、収納は使いやすさを重視。
よく使う物や家族や同居人も使う物は簡単に取り出せる場所に収納するようにするなど、使う頻度や使う人の人数によって収納の仕方を考える必要があります。
自分1人しか使わない場合はおしゃれな収納など見た目を重視してもいいかもしれませんが、出し入れが手間な場所に収納してしまうと面倒になり物が出しっぱなしになりやすくなります。
よく使う物は使ったら戻すをなるべく簡単に出来る場所に収納することによって片付けも楽に!
キレイな状態を自然と家族や同居人もキープしやすいようにみんなが使いやすいを重視した収納がおすすめです。
手放しをやってみて感じたこと・変わったこと
手放しは思った以上に時間も労力も結構使います。
手放すか残すかたったそれだけを判断するのも結構疲れます。
今私は30代ですがもっと年齢を重ねたら次々と判断していくことがきっと難しいだろうな、と感じました。
また、普段のゴミと同じように回収してもらえる物ならついでなので簡単ですが、
粗大ゴミや地域でのゴミ回収では回収してもらえないゴミは捨てるのにも労力や場合によっては費用が必要です。
元々あまり物欲はないタイプですが、もし手放す場合どうやって手放すのか、を考えるようになり物を買う時慎重になりました。
ストック癖も改善
冒頭で書いたストック癖もかなり改善。
ストック=悪いことではないですが自宅の収納スペースと相談する必要があると感じました。
まとめて買うと安いから、ネットで購入する場合は送料無料ラインを超える為、など必要以上のストックを持つことが当たり前に…。
我が家は徒歩圏内にスーパーやドラッグストアもあり、もしストックがなくなっても簡単に買いに行ける環境です。
近所で手に入らない物はストックする必要がありますが、必要以上に買うことは辞めてほどほどにストックするようになりました。
番外編:もったいないが優先してしまう人へ
物は減らしたいのに”もったいない“が優先してしまう人へ。
もったいないと思う気持ち自体は悪いことではありません。
今まで持っていたことすら忘れていたのに見つけた瞬間に思い出が蘇って捨てるのが惜しくなったり…。
しかし全ての物に対して”もったいない“という気持ちがあると一向に物が減りません。
ここで私の体験談を。
パートナーの家族の引っ越しを手伝った時のことです。
パートナーの家族は口では「どんどん捨てる」と言いつつも”もったいない”と感じてしまうタイプで実際に手放すのに一苦労。
買ったけど肌に合わなかった化粧品、試着した時は大丈夫だと思って買ったけど後日履いたら合わなかった靴など。
使えないし使い道もないのにあれもこれも捨てられないという状態でした。
引っ越しということで期限もあったのでなかなか減らない物に本人よりも私が焦りました。
色々と考えた末に期限切れの食品や調味料から捨てることを思いつきました。
実行したところそれ以外の物もスムーズに捨てることが出来るようになりました。
手放すことに対するハードルが低くなったのか、以前聞いた時に残すと言っていた肌に合わなかった化粧品も手放すことが出来ました。
誰にでも当てはまるとは言いませんが是非試してみて下さい。
まとめ
今回は超ズボラが手放し&掃除にハマった話をご紹介させて頂きました。
生活に困るほど物に溢れていなければ後回しにしてしまいがちですが、重い腰を上げて片付けをするとスペースも心もスッキリします。
買取やフリマなどで売ることが出来ればちょっとしたお小遣い稼ぎになることも。
私は集中力が続かないので好きな音楽やYoutubeを流しながら片付けていました。
好きなことと一緒にすると苦痛だけの時間ではなくなるのでおすすめです。
物を買うこと、持つことに対する考えにも変化が生まれるので小さなスペースからでも是非チャレンジしてみて下さい。
次回はお掃除編をご紹介したいと思います。