【格安SIM】楽天モバイルを7ヶ月利用した感想と通信速度を公開

【格安SIM】楽天モバイルを7ヶ月利用した感想と通信速度を公開

楽天モバイルを7ヶ月利用した感想と速度公開

2018年10月末にauから楽天モバイルに乗り換えました。

私が乗り換えをした時のことは以前の記事にもまとめていますが、格安SIMや格安スマホへの乗り換えを検討している方、乗り換えたいけど不安がある、という方も多いと思います。

特に大手キャリア(docomo、au、softbank)からの乗り換えは、なかなか踏み出せないでいる方もいるのではないでしょうか。

私も数ヶ月前までは「値段が安くなるのに、今までと同じように使えるなんて、なんか裏があるはず」と思っていた1人でした。

楽天モバイルに乗り換えて約7ヶ月経過したので、楽天モバイルを利用してみた感想と速度を公開したいと思います。

格安SIMに乗り換えを検討中の方はこちらも合わせてご覧下さい。

乗り換えするにあたって期待していたこと・不安だったこと

格安SIMに乗り換えるにあたって期待していたことは料金が安くなることです。

格安SIMに乗り換えた方、乗り換えようとしている方の大多数は料金が安くなることに期待しているのではないでしょうか。

毎月掛るお金(固定費用)ですので、安いに越したことはないですよね。

格安SIMに乗り換えるにあたって不安だったことは通信速度です。

私の場合は自宅にいることが多く、自宅ではWi-Fiを利用しています。

ですが、やはり外出先や旅行先で使い物にならないようでは困ります。

外出先や旅行先での調べ物やメールの確認などネットを使う場面はありますので、通信速度については不安でした。

きっと乗り換えを検討している方の中にも同じように不安に思っている方が多くいると思います。

乗り換え前の契約と乗り換え後の契約

まずは私の乗り換え前の契約と乗り換え後の契約についてご紹介します。

ちなみに私は私名義で家族分と合わせて2台契約をしており、乗り換え前も乗り換え後も2台契約です。

乗り換え前

乗り換え前はauを利用していました。

1台目はiPhone7でLTEプラン。通話料金は掛けた分だけ掛るという料金体系のプランでした。

2台目はiPhone7でカケホ+データ定額の2GBのプラン。通話はかけ放題のプランでした。

乗り換え後

乗り換え後は楽天モバイルを利用しています。

1台目、2台目ともにスーパーホーダイプランのプランS(2GB)を利用しています。

機種はauで使っていたiPhone7を2台とも使っています。

プランなどについて詳しく知りたい方は公式ページへ。
【楽天モバイル】

毎月の利用料金について

格安SIMへの乗り換えで期待していた料金についてです。

乗り換え前のauではiPhone7を24回払いにしていたので、2台分の機種代金の分割も合わせて毎月18000円~19000円ほど支払っていました。

LTEプランの方が通話料金は掛けた分だけ掛ってしまうので、通話をした月としない月で料金に差があります。

乗り換え後の楽天モバイルは楽天のダイヤモンド会員なので、1台目の1年目は980円で2台目は1480円なので、2台合わせて月2460円が基本の料金です。

楽天モバイルはauのような通話定額のプランやオプションがないため、10分以上の通話をした月や専用アプリからではなく、iPhoneの電話アプリを使ってしまった月は料金が上がります。

※楽天モバイルの料金には機種代金は含まれていません。

料金が安くなるのは格安SIMや格安スマホに乗り換える最大のメリットであると言えます。

私の場合は簡単に計算をしても2台分で毎月15000円は安くなっている計算になります。

実際に乗り換えた後の楽天モバイルから請求額をご紹介します。

請求月 1台目 2台目
2018年10月 4726円(事務手数料3665円含む) 5266円(事務手数料3665円含む)
2018年11月 1060円 1600円
2018年12月 1060円 1708円
2019年1月 1060円 2139円
2019年2月 1060円 1718円
2019年3月 1060円 1600円

消費税・ユニバーサル料を含んだ請求額です。

1ヶ月目の2018年10月分は1台あたり3665円の事務手数料が掛るので、1ヶ月目だけは請求金額が高めです。

2台目の方は通話をすることがあり、アプリを利用していても10分を超えてしまったり、アプリの利用を忘れていることがあるので、毎月少しずつ料金が異なっています。

通信速度について

格安SIMへの乗り換えで不安だった通信速度についてです。

auを利用していた時は外出先や旅行先などでもほぼ満足に使えていました。

楽天モバイルに乗り換え後に回線が混み合うと言われている、12時~13時、18時~19時にネットを使ってみました。

Yahoo!のトップページを開くのにも遅いと感じることがたまにあります。

全く接続が出来ていないというわけではありませんが、読み込みに時間が掛っているという感じです。

そこまでストレスを感じるようなことでもありません。

しかしauを利用していた時にはあまり体験したことのなかった現象です。

実際に速度測定アプリで回線が混み合うと言われている時間帯に、少し時間を変えて測定をしてみましたので、測定結果をご紹介します。

測定したのは楽天モバイル(ドコモ回線)です。

平日:1回目

測定した環境 平日18:00頃
アップロード 1.40Mbps
ダウンロード 1.53Mbps
Ping 39ミリ/秒

平日:2回目

測定した環境 平日18:30頃
アップロード 0.10Mbps
ダウンロード 2.34Mbps
Ping 57ミリ/秒

平日:3回目

測定した環境 平日19:00頃
アップロード 2.12Mbps
ダウンロード 2.48Mbps
Ping 58ミリ/秒

休日

測定した環境 休日12:30頃
アップロード 4.70Mbps
ダウンロード 4.70Mbps
Ping 32ミリ/秒

時間帯や曜日(平日・休日)、接続する場所によっても数値が変化すると思われますので、あくまでも参考として。

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楽天モバイルに乗り換えて感じたメリット

料金が安くなった

上記でも書いたように2台で毎月約15000円安くなったことは最大のメリットだと感じています。

今までなぜ2台で毎月18000円~19000円も携帯料金に支払っていたのだろう?と疑問に感じるほど、携帯料金の金銭的な負担がなくなりました。

みなさんがどのくらい携帯料金を支払っているかは分かりませんが、携帯料金は毎月の固定費用なので少しでも安いに越したことはないと思います。

楽天ポイントで毎月の携帯料金を支払うことも可能です。

楽天市場でよくお買い物をする方や楽天カードを利用している方なら、貯めたポイントを使って、携帯料金にはお金を使わない、という方法を取ることが出来ます。

通話料が安くなった

auで契約していた頃、1台目は通話した分だけ通話料が掛るプランでした。

元々あまり電話を使わないので、通話をした分だけ通話料が掛っても問題なし!と思って使っていたのですが、月によっては電話をすることが多い月もありました。

楽天モバイルのスーパーホーダイプランは、10分以内の国内通話かけ放題がセットになっているので、電話をすることが多い月でも10分以内であれば料金が変わりません。

また、2台目の方はauで契約していた頃、通話し放題のプランを利用していました。

全く電話を利用しない月はないものの、時間として考えると、多く使う月もあれば、そんなに使わない月もあります。

しかし、通話した分だけ通話料が掛るプランとなると、料金が高くなるので通話し放題のプラン(契約していたのは月額2700円のプラン)を選択するしかありませんでした。

こちらも1台目同様に10分以内の通話であれば、かけ放題なので10分を超えてしまった時だけプラスで料金を支払うだけなので、お得感があります。

通信速度も思ったより遅くない

ほとんどWi-Fi接続なので、外出時のみ楽天モバイルのドコモ回線を利用していますが、時間帯によってはやはり遅いと感じます。

しかし契約前に口コミで見ていた“使い物にならない”というレベルではありません。

もちろん時間帯にもよりますが、混雑のピークと言われている12時~13時、18時~19時でさえも、ストレスが溜まるほどではないです。

SPU2倍になる

楽天モバイルを契約している間、楽天市場でのお買い物がいつでもポイント2倍になります。(通話SIMのみ対象)

楽天市場でお買い物をよくするので、お買い物の度にポイント2倍は嬉しいです。

楽天市場を利用している方にとっては大きなメリットとなります。

楽天モバイルに乗り換えて感じたデメリット

楽天でんわアプリを使い忘れる

デメリットと言うよりは使い忘れるのが悪いのですが、うっかりやってしまいます。

楽天でんわアプリを使うと10分以内の国内通話が無料、10分以上の通話の場合でも10円/30秒です。

楽天でんわアプリを使い忘れると10分以内であっても20円/30秒なので、アプリを利用した時と比べると倍の通話料が掛ります。

特にやってしまうのが、不在着信を確認した後に掛け直す場合、iPhoneの電話アプリでそのまま掛けてしまうことが多いです。

慣れるてくると間違うことなく、楽天でんわアプリを使うようになりますが、たまにやってしまいます。

とは言っても長電話をしない限り、高額な料金になることはありません。

家族間の割引がない

大手キャリアで契約している時にはあった、家族割や家族間の通話無料のサービスがありません。

私は楽天モバイルで2台契約をしていて、2台とも私名義ですが、この場合も割引や通話無料のサービスはありません。

楽天モバイルのキャンペーンで複数回線の契約でお得になるキャンペーン実施していることがあるので、このようなキャンペーンが実施されている時に契約をする。

もしくは毎月108円が掛りますが、「データシェア」というオプションがあるので、このオプションに加入することで、大手キャリアに似たようなサービスを受けることが出来ます。

ちなみにデータシェアは最大5回線までシェア可能で、家族に限らず友人や1人でのシェアも可能です。

しかし通話に関しては、楽天でんわアプリを使って10分以内の場合は、家族間ももちろん無料ですが、それ以上の場合は料金が発生します。

なので私は家族との電話にはLINEの音声通話を利用しています。

乗り換えをした総合的な感想

メリット・デメリットを踏まえて私は乗り換えをして正解だったと感じています。

デメリットに挙げた不便な点もありますが、楽天でんわアプリを使い忘れても数百円料金が高くなる程度です。

また、家族間の割引や無料通話に関しても、今は無料で使える通話アプリが充実していて、LINEを利用することで家族間の通話は無料ですることが出来ています。

この2つのデメリットを上回るのが、何と言っても毎月約15000円も安くなった料金です。

今まで毎月18000円~19000円を支払っていたことを考えると、なんでもっと早くに乗り換えなかったんだろう?と思うほど、経済的な余裕が出来ました。

乗り換えにあたって不安だった通信速度については、回線が混み合う時間でも使い物にならないレベルの速度ではないです。

特に私のように、ほとんどWi-Fi接続をしている方は、乗り換え前と乗り換え後では使い勝手に差はないと思います。




↑楽天モバイル公式サイトはこちら↑

楽天モバイルへの乗り換えをおすすめする人・しない人

7ヶ月利用してみて、私なりに楽天モバイルへの乗り換えをおすすめする人としない人をご紹介します。

これから乗り換えを検討している方は参考にしてみて下さい。

おすすめする人

月々の料金を安くしたい人

これは楽天モバイル以外の格安SIM全般にも言えることですが、月々の料金が安くしたい人におすすめです。

この記事で何度も書いているように、私の場合は2台で月約15000円も安くなりました。(1年目・ダイヤモンド会員で計算)

今の携帯料金が高いと感じている方や家計の見直しをしたい方は、楽天モバイルの料金シミュレーションをしてみて下さい。

電話をあまり使わない人

電話をあまり掛けない人、長電話はしないという人におすすめです。

スーパーホーダイプランの場合、専用アプリを使えば10分以内かけ放題がセットになっています。(国内通話に限り)

組み合わせプランの場合は月850円のオプションに加入すると、スーパーホーダイプランと同じサービスを受けることが出来ます。

また、10分以上の電話をする場合でも専用アプリを使えば、10円/30秒で通話することが出来ます。

店舗で相談や問題解決をしたい人

大手キャリアでは店舗でスタッフに直接、相談や何かトラブルがあった時、問題解決をすることが可能です。

しかし格安SIMの場合は、店舗がなく問い合わせ方法が電話やメール・チャットというのが多いです。

万が一の時に直接スタッフの方に対応してもらいたい方にとって、乗り換えの懸念材料になります。

しかし、楽天モバイルは大手キャリアほど店舗数は多くないものの、店舗があります。

乗り換え前の相談や乗り換え後の相談、問題解決などを直接スタッフとお話しすることが出来ます。

楽天市場でよくお買い物する人

SPU(スーパーポイントアップ)でポイントが2倍になります。(通話SIMのみ対象)

楽天モバイルを契約している間はずっと2倍になるので、楽天市場をよく利用する人におすすめです。

楽天スーパーポイントが貯まっている人

楽天市場のお買い物や楽天カードの利用などで貯まる楽天スーパーポイント。

楽天モバイルも楽天スーパーポイントがもらえる対象サービスです。

貯まった楽天スーパーポイントで毎月の携帯料金を支払うことが出来ます。

いくつか条件はありますが、クレジットカード払いやデビットカード払いを選択している場合は、端末やアクセサリー購入費用の分割払いを除いて利用することが出来ます。

期間限定ポイントから優先的に使われていくので、期間限定ポイントの使い忘れ防止にもなります。

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おすすめしない人

電話をよく使う人

これは楽天モバイル以外の格安SIM全般にも言えることですが、電話をよく使う人、長電話をする人にはおすすめ出来ません。

格安SIMはほとんどの場合、時間無制限のかけ放題プランやオプションがありません。

専用アプリを使えば、10分以内の通話は無料になりますが、10分以上の通話は10円/30秒の通話料金が掛ります。

アプリを使わなかった場合は、10分未満であっても20円/30秒の通話料金が掛ります。

格安SIMに乗り換えることによって、通話料金が加算され、料金が高くなる可能性があります。

通信速度にこだわる人

格安SIMでよく言われる通信速度の問題。

大手キャリアの時とは違い、時間帯で通信速度が遅くなることもあります。

混雑のピークの時間帯でも、全く使い物にならないほどではありません。

しかし通信速度にこだわる方は不便を感じる可能性があります。

Wi-Fi接続がメインの方やWi-Fiルーターを持ち歩いている方であれば、大手キャリアの時と変わらずに使えます。

まとめ

今回は楽天モバイルを7ヶ月利用した感想と楽天モバイルの通信速度についてご紹介しました。

携帯料金については”高すぎる”というユーザーの声や通信会社の分離プランの発表など様々な話題があります。

私も携帯料金が高すぎると思って乗り換えをした1人です。

今まで大手キャリア間での乗り換えしかしたことがなかったので不安はありましたが、意外と大手キャリアと契約していた時のように使えています。

私は楽天のサービスを多数利用しているので、格安SIMに乗り換えるなら楽天モバイルかな~と漠然と考えて、他社との比較をした結果、楽天モバイルにしました。

楽天のサービスを利用している方には特におすすめです。

もちろん楽天のアカウントをまだ持っていない方でも無料でアカウントを作ることは出来ます。

格安SIMへの乗り換えを検討されている方は是非参考にしてみて下さい。

              
                     
                     
       

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