ここ数年「格安SIM(シム)」や「格安スマホ」といった言葉をよく耳にします。
テレビCMでも安いことを謳った宣伝をしている会社がたくさんあります。
私は存在や言葉そして、なんとなくのメリットやデメリットを知っていた程度でした。
テレビCMやネットで見て少し調べたこともありましたが、色々と知らないと出来ない、とか手間が掛るイメージがあり今契約しているところでいいや、と思っていました。
そんな私が本格的に調べて、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるまでをご紹介していこうと思います。
格安SIM業者のメリット・デメリットを含めた料金等の比較をしたい場合はこちら。
格安SIM・格安スマホってなに?
「格安SIM」「格安スマホ」という言葉は知っていても内容を知らない人も多いです。
つい最近まで私もその中の1人でした。
SIMカード
格安SIMの前に予備知識として、SIMカードについてご説明をします。
SIMはシムと読みます。
スマホの中に入っているチップで、SIMカードには固有のID番号が入っていてSIMカードがスマホに入っていることによって、電話やインターネットが出来る仕組みになっています。
ちなみにSIMカードのサイズは3種類あり、標準SIM・microSIM・nanoSIMとなっています。
サイズは標準SIMが1番大きく、nanoSIMが1番小さいものになります。
自分で好きなものを選べるわけではなく、スマホに合ったサイズのSIMがあります。
画像の上部にあるゴールドのものがSIMカードになります。
格安SIM
次に格安SIMについてご説明します。
docomo・au・softbankといった通信設備を持つ事業者を「MNO」と呼びます。
NMO(エムエヌオー)の正式名称は移動体通信事業者です。
「MNO」から通信設備を借りてサービスを提供している事業者を「MVNO」と呼びます。
MVNO(エムブイエヌオー)の正式名称は仮想移動体通信事業者です。
MVNOとは格安SIMを提供している会社で、既に何十社あります。
格安スマホ
最後に格安スマホについてご説明します。
格安スマホとは格安SIMとセットになっている端末のことを指しています。
格安SIMを提供している事業者でセット購入したSIMカードと端末の組み合わせとなります。
格安SIMに乗り換えたきっかけ
私は乗り換え前はauを使っていて、2台契約していたので機種代金の分割を除いて12000円ほどを毎月auに支払っていました。
先述した通り、格安SIMを知ったのは乗り換えを考えるよりもっと前です。
手続きが面倒な感じがしたので先送りにしてきましたが、ある日クレジットカードの明細を見て”やっぱり高い“と思い、auでのプラン変更を考えてみましたが、いくら計算しても1000円程度しか安くすることが出来ませんでした。
1000円安くなった程度では安くなった実感がないので、格安SIMへの乗り換えを決意しました。
私は2台契約をしてましたが、1台はほとんど通話はしない、ネットは家にあるWi-Fiで接続をするので、外出時のみスマホの回線を使うという状況です。
もう1台は通話はたまにする、ネットは家にあるWi-Fiで接続をするので、外出時のみスマホの回線を使うという状況です。
auも含め大手キャリアと呼ばれるところは、店舗や電話での対応も充実していますが、分からないことがあればまずネットで検索する性格ですし、auショップに行くのは機種変更の時だけです。
2年に1回しか行かないので、ネットや電話でしかやり取りが出来なくても問題はありませんし、店舗があったとしても近所ではなくても問題ありません。
店頭サポートや電話サポートなど普段使わないものの為に高いお金を毎月払うことが嫌になりました。
つまり料金が高いのが嫌で乗り換えを考えたということです。
格安SIMに乗り換えるメリット
格安SIMに早く乗り換えをした方がいい、などと言った声も聞こえますが実際にどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。
毎月の料金が安くなる
毎月の料金が安くなるから乗り換えたいという人もたくさんいますし、私もそのうちの1人ですが、本当に安くなります。
私の場合で言うと2台分で毎月12000円ほどauに払ってきましたが、乗り換え後2台で約2500円になりました。
※2500円は1年目のみ
機種代金が安くなる
端末にもよりますが、格安SIMと一緒にSIMフリーの端末を販売していることが多く、機種にこだわりがなければ20000円~30000円で端末を購入することが出来ます。
大手キャリアでよく見かける「実質○円」という割引を受ける為に、毎月高い料金を支払っていましたが、これも不要です。
契約に縛られない
大手キャリアだと今問題にもなっている2年縛りがあります。
2年ごとに自動的に更新されてしまい、更新月と呼ばれる月以外で解約をすると違約金として約10000円ほどのお金を取られてしまいます。
しかし格安SIMはほとんどが1年程度の利用で解約や他社への乗り換えをしても、違約金は発生しません。
更新月という概念がないので、1年経過すれば好きなタイミングで乗り換えも可能です。
※各社、各プランの契約によって異なる場合もあるので、契約時には確認して下さい。
会社ごとに特徴が違う
大手キャリアだとどこも大体似たようなサービスですが、格安SIMを提供する会社にはその会社にしかない特徴があります。
SNSのカウントフリーや動画サービスがカウントフリーなど会社ごとに特徴があり、自分の使い方に合った会社を選ぶことが出来ます。
格安SIMに乗り換えるデメリット
今まで格安SIMのいいところばかりを紹介してきましたが、今までとはちょっと勝手が違う部分やデメリットに感じてしまう部分も出てきます。
デメリットもきっちり紹介していきます。
通信速度が遅くなる時がある
多分格安SIMは速度が遅い、という理由で乗り換えを躊躇っている人もいると思いますが、ちゃんとした理由があります。
格安SIMを販売している事業者は大手キャリアから回線を借りている状態です。
この回線のことを帯域と言い、大手キャリアが100の帯域を持っていて、100から少し借りているとイメージすると分かりやすいです。
大手キャリアよりも帯域が少ないので、利用者が多いお昼休みや仕事帰りなど、利用者が増える時間帯は通信速度が遅くなってしまいます。
私のようにほとんどWi-Fi接続を利用している人にはデメリットにならないですが、Wi-Fi環境がない人やスマホの回線をよく使う人には大きなデメリットになります。
大手キャリアのようなかけ放題プランがない
大手キャリアには通話料金が無料になるかけ放題プランがありますが、格安SIMには同じようなプランはありません。
代わりにかけ放題のオプションがある会社もあります。
1回○分以内なら通話料無料、毎月○分までなら通話料無料など会社によって違いますが、時間を制限されていることがほとんどです。
電話をたくさん使う人にはデメリットになります。
店舗サービスがない会社が多い
実店舗を持っていない会社がほとんどです。
人件費や設備代が掛らないので私たちに安い料金で提供されています。
分からないことや困ったことがあった時に頼れるのは主に公式のQ&Aページなどやネットでの情報です。
何かあったら店舗に行けばいい、という風に考えている人にはデメリットになります。
ちなみに限られてはいますが、Y!mobileやUQ mobile、楽天モバイルなどは店舗があるので、格安SIMに乗り換えたいけど、万が一の時の為に店舗がある会社にしたい場合は、店舗のあるところを選んだ方がいいです。
料金の支払いにクレジットカードが必要な場合が多い
既にクレジットカードで支払いをしている人やクレジットカードを持っている人にはデメリットになりませんが、クレジットカードを持っていない人にはデメリットになります。
デビットカードや口座振替に対応している会社もありますが、口座振替の場合は手数料が発生する業者もあります。
1番いいのはクレジットカードですが、どうしても用意が出来ない場合はデビットカードや口座振替に対応している会社を選びましょう。
最新のiPhoneを安く手に入れることが出来ない
大手キャリアでは最新のiPhoneを分割で購入出来たり、端末代金の割引を受けることが出来ましたが、格安SIMとなるとそうはいきません。
iPhone自体は取り扱いのある会社もありますが、どれも2.3世代前のiPhoneで最新のiPhoneの取り扱いはありません。
ではどこで最新のiPhoneを手に入れるかというと、AppleでSIMフリーのモデルを購入することになります。
Appleで最新のiPhoneは手に入りますが、Appleは割引はしていません。
分割で購入する際はローンを組む必要があります。
ローンはOricoのローンのようなので、Oricoの審査に通ることが必須条件になります。
最新のiPhoneを安く手に入れたい場合は、Appleが行っている下取りサービスに今使っているiPhoneを下取りしてもらうことも出来ます。
テザリングが利用出来ない端末がある
これはテザリングを現在利用している人に限った部分ではありますが、格安SIMでは一部の端末でテザリングを使えない端末があります。
テザリングを格安SIMに乗り換えても使いたい人は、格安SIMを提供している会社のページから確認しましょう。
各社の「動作確認済み端末一覧」から確認出来る場合が多いですが、掲載されていない場合は直接連絡をしてみるといいと思います。
キャリアメールが使えなくなる
現在大手キャリアと契約している人なら、@docomoや@softbank、@ezwebのようなメールアドレスを使っている人もいると思います。
格安SIMに乗り換えるとキャリアのメールアドレスは使えなくなります。
キャリアメールで登録をしているサイトやサービスに使用している場合や、友人や知人にメールアドレスを教えている場合は乗り換え前に変更しなくてはなりません。
変更先としてはYahooメールやGメールなどのフリーメールアドレスに変更するのが無難です。
一部の格安SIMでは独自のメールアドレスがあるところもあるので、乗り換え後に独自のメールアドレスに切り替えてもいいと思います。
キャリア決済が使えない
大手キャリアではキャリア決済というサービスがあります。
キャリア決済はサービス利用料金の支払いを携帯代金と合わせて決済が出来るサービスですが、格安SIMに乗り換えるとキャリア決済は使えなくなります。
キャリア決済サービスのようなサービスは格安SIMでは提供されていないので、キャリア決済をよく使う人にはデメリットになります。
LINEのID検索が使えない
LINEのID検索機能は年齢確認が必須になっています。
年齢確認を行うには大手キャリアのマイページにログインする必要がありますが、大手キャリアとの契約が切れている以上、マイページへのログインも不可能です。
LINEの友達追加の時に使う機能なので、使えなくても問題がない人もいるとは思いますが、友達追加が必要になった場合はLINEの機能のQRコードを読み取る、もしくは”ふるふる”で追加することが出来ます。
ちなみに格安SIMの中でもLINEモバイルならID検索機能を使うことが出来ます。
ID検索機能を使う機会が多い人やどうしても必要だと思う人はLINEモバイルになるかと思います。
【2018年11月16日追記】アップルウォッチのセルラー機能が使えない
セルラーモデルはiPhoneと同じ通信事業者で契約をする必要があります。
しかし格安SIM業者では今現時点でセルラーモデルに対応したSIMやプランが存在しないので、乗り換えをしてしまうとセルラー機能が使えなくなります。
詳しくはこちらにまとめましたので、セルラーモデルを利用している人は乗り換えの参考にしてみて下さい。
私が比較した格安SIM
格安SIMのメリットもデメリットも分かったところで、格安SIMについてご紹介していこうと思います。
格安SIMの会社はかなりの数があって、知ってる人も多い会社から初めて聞いた会社までたくさんありました。
それぞれ特徴が異なるので、自分の使い方に合った会社を選ぶのが1番ですが、”自分に合った会社“を探すのが難しいですよね。
まずは私の格安SIMに乗り換える時の条件について書き出してみようと思います。
auの時に自分用の1台と家族用の1台とで合計2台契約していたので、それぞれ格安SIMに乗り換える際の条件を書き出してみます。
1台目
料金の安さだけでなく速度の安定も欲しい
auで使っていたiPhoneをそのまま使いたい
ネットはauの時は毎月1GB以下の利用だったので、2GB以下のプラン(念の為2GBくらいで契約したい)
通話はほとんどしないので、かけ放題のようなプランは必要ない
2台目
料金の安さだけでなく速度の安定も欲しい
auで使っていたiPhoneをそのまま使いたい
ネットはauの時は毎月1GB以下の利用だったので、2GB以下のプラン(念の為2GBくらいで契約したい)
通話は毎日は使わないけれど、たまに使うのでかけ放題のようなプランやオプションがあると安心
1台目も2台目もほとんど条件は一緒ですが、通話に関してはちょっと違います。
通話は先述した通り、大手キャリアのようなかけ放題プランはないので、かけ放題に近いプランやオプションで探しました。
比較した格安SIMはここ
Y!mobile(ワイモバイル)
テレビCMで猫が出てくることもでもお馴染みのY!mobileです。
Y!mobileはSoftbankに吸収合併されていて、Softbankのサブブランドとしてサービスを提供しています。
他の格安SIMを販売している会社との違いは独自回線を持っているということ。
通信速度と安定性を兼ね備えていて、速度と安定性どちらも欲しい人にぴったりな格安SIMです。
月額料金の最安値はスマホプランSでワンキュッパ割で1年間は1980円で使うことが出来ます。
ソフトバンク光などのサービスを利用していると、さらに割引してもらうことが出来るので、ソフトバンクのサービスを利用している人は利用中のサービスが割引の対象になっているかを見てみてもいいですね。
Y!mobileにはかけ放題オプション(スーパーだれとでも定額)があり、月額1080円で大手キャリアのかけ放題プランのような通話時間・回数ともに無制限のかけ放題が使えます。
またY!mobileは実店舗が全国にあるので、困ったことが合った時や契約などを実店舗で行いたい人にもおすすめです。
↑公式サイトはこちら↑
UQ mobile(ユーキューモバイル)
テレビCMで3姉妹が出てくることでもお馴染みの
KDDIグループのUQコミュニケーションズが運営しており、au回線を使っていて通信速度と安定感を兼ね備えています。
顧客満足度No.1を獲得したこともあるほど、人気の格安SIMとなっています。
格安スマホに加え、iPhone6sやiPhone SEを分割で購入することも可能です。
月額料金の最安値はおしゃべりプランSの1980円(1年目のみ)もしくはぴったりプランSの1980円(1年目のみ)となっています。
UQ mobileは家族割を適用することも出来て、2台目以降は1ヶ月あたり500円割引の1480円で使うことが出来ます。
おしゃべりプランは何度通話しても1回5分までかけ放題のプランで、ぴったりプランSは60分の無料通話付きのプランになります。
支払方法はクレジットカード以外に口座振替を利用することが出来ます。
UQ mobileは実店舗があるので、困ったことが合った時や契約などを実店舗で行いたい人にもおすすめです。
楽天モバイル
楽天市場でお馴染みの楽天が運営している楽天モバイルです。
第4の携帯キャリアとして参入を予定しているなど携帯電話の事業に力を入れています。
格安スマホ(MVNO)で契約数No.1になっています。
端末の取り扱いが多く、AndroidスマホだけではなくiPhone(海外販売モデルのiPhoneSEとメーカー認定整備済のiPhone6s Plus)の取り扱いもあり、分割払いで端末を購入することも可能です。
月額料金の最安値はスーパーホーダイのプランSの1480円(楽天会員/最低利用期間3年の場合)となっています。
金額だけで見ると、組み合わせプラン(通話SIM)のベーシックプランの1250円が最安値ですが、ベーシックプランは通信速度が最大200kbpsなのでスーパーホーダイのプランSを最安値としました。
楽天モバイルは楽天会員の人向けの割引を実施しています。
楽天会員は無料で登録が出来るので、楽天モバイルを利用するなら会員になった方がお得です。
また、楽天会員のダイヤモンド会員の場合はさらに500円引きで利用することが出来ます。
スーパーホーダイのプランの中には10分以内の国内通話かけ放題が入っているので、「楽天でんわ」アプリからの発信で10分以内の電話ならかけ放題です。
支払方法はクレジットカード以外にデビットカード、口座振替、楽天スーパーポイント支払いをすることが出来ます。
楽天モバイルは実店舗があるので、困ったことが合った時や契約などを実店舗で行いたい人にもおすすめです。
格安SIMをどこにするかと決める時の参考
私は色々な格安SIMを販売している会社のページや紹介しているブログを見て、結局は名の知れたところかな、上記の3社に絞りました。
上記の3社以外にも特徴のあるサービスを提供している会社もたくさんありましたが、結局は自分の使い方とそれに合った会社を探すことが1番です。
絶対に譲れない条件を書き出してみて、条件に合う格安SIMを探し、その中から決めるのもいいと思います。
または普段使っているサービスで安くなる・お得になる格安SIMを探してみてもいいと思います。
本当に決められないのであれば、比較サイトやランキングサイトを参考にしてみてもいいです。
その中でおすすめされている格安SIMで自分の使い方に合っていそうな業者があれば、さらに調べてみてもいいと思います。
私も3社までは絞り込めましたが、ここから1社に絞るのが優柔不断な性格もあって悩みました。
ですが早く決めなくてはなりません。
もうauに高い高い料金を払うのは嫌なんです…。
格安SIMを決めた
結論から言うと「楽天モバイル」に決めました。
決め手はいくつかあるので、書いてみようと思います。
3社の中で1番安い
安さが1番の条件ではなかったのですが、品質が良くて安ければ文句なし!です。
楽天会員ではない場合は楽天モバイルは上記3社の中で1番高額(2980円)ですが、先ほども書いたように楽天会員になれば最低利用期間にもよりますが、1480円です。
楽天会員になるのは無料ですし、だれでも会員になることが出来ます。
そして私は楽天のダイヤモンド会員なので最初の1年間の対象月は月額料金は980円になります。(最低利用期間3年の場合)
複数回線を契約の場合はうち1台だけが980円なので、私の場合は1台は980円、もう1台は1480円となります。(最初の1年、対象月のみ)
それでも2台で約2500円です。
今までの料金の1台分にもならない金額で2台も契約出来るって、なんだかな…。
10分以内のかけ放題が込み
スーパーホーダイはどのプランでも10分以内のかけ放題のオプションが込みになっています。
2台契約のうち1台はかけ放題は必要なかったので、どうしようか迷いました。
しかし、楽天モバイルのもう1つのプラン(組み合わせプラン)にすると、かけ放題が付いているスーパーホーダイよりも高くなったので、2台ともスーパーホーダイにしました。
ちなみに10分以内のかけ放題は「楽天でんわ」というアプリを介して電話をしないと、かけ放題になりません。
アプリをダウンロードして、アプリから電話をするだけなのでそんなに手間はないです。
また万が一10分を超えてしまっても、アプリを介して電話をしていれば通常20円/30秒なのに対して、10円/30秒で電話をすることが出来ます。
データ使い放題
高速通信容量は契約時に決めることが出来ますが、もし使い切ってしまっても最大1Mbpsで使うことが出来ます。
時間帯によってはその限りではないようですが、メールやブラウジングなど最低限のことは高速通信容量を使い切っても出来ます。
楽天ポイントがもらえる・使える
楽天サービスではお馴染みの楽天ポイントをもらう、使うことが出来ます。
楽天モバイルの支払い100円につき1ポイントもらうことが出来ます。
また楽天モバイルはSPU対象になっているので、通話SIMを契約中は楽天市場でのお買い物がポイント+2倍になります。
楽天ポイントを貯めている人にはメリットになります。
また、貯めた楽天ポイントで支払いをすることも出来ます。
楽天ユーザー特典がある
このブログを何度もご覧頂いている人なら、ご存知かもしれませんが私は楽天のサービスをたくさん使っています。
楽天市場での会員ランクはダイヤモンド会員です。
楽天モバイルは楽天ユーザーになるだけでも割引を受けることが出来ますが、ダイヤモンド会員はさらに割引を受けることが出来ます。
条件はありますが、楽天会員なら500円引き、ダイヤモンド会員ならさらに500円引きとなります。
さらにポイントまでもらえる&使えるのが、最終的に決め手になりました。
楽天のサービスをたくさん使っている人なら、お得に格安SIMを使うことが出来ます。
乗り換える前に乗り換え時期を確認しよう
さて乗り換えよう!と行きたいところなのですが、乗り換える前に時期を確認して下さい。
現在大手キャリア(docomo、au、Softbank)と契約をしている人は、自分の更新月を調べてみて下さい。
更新月とはキャリアが設けているもので大体の場合は2年に1回更新月が訪れます。(契約によって異なります)
スマホを機種変した月=更新月ではありません。
更新月に解約をすることによって、違約金が掛らずに乗り換えるや解約をすることが出来ます。
出来るならこの時期を狙って乗り換えや解約をした方が経済的な負担が少なくて済みます。
しかし、契約月がまだまだ先の場合や過ぎてしまっている場合は、違約金(10000円ほど)を払って格安SIMに乗り換えるのと、更新月まで待つのとどちらが安いかを計算してみましょう。
トータル的に安い方を選ぶか今現在のお金の負担を減らすかで考えてみてもいいです。
更新月の調べ方
お問い合わせ窓口に電話をする、もしくはショップに行って「更新月を教えて下さい」と言えば教えてもらえます。
ネットでも調べることが可能で、ネットで調べたい人はそれぞれ契約している「My docomo」「My au」「My Softbank」から調べることが出来ます。
docomoの場合
「my docomo」にログイン後、「ご契約内容の確認・変更」から「契約プラン」の部分に「契約満了日」という記載があります。
auの場合
「My au」にログイン後、「ご契約情報」から「料金/割引サービス」を選び、「料金割引サービス」の中にある「次回更新年月」に記載があります。
Softbankの場合
「My Softbank」にログイン後、「基本料」の欄の下に「更新期間」に記載があります。
格安SIMに申し込む前にやること
格安SIMをどこにしようか決めると、早速申し込みをしたいと思うかもしれませんが、下準備があります。
手間が掛る部分もありますが、クリアしないと格安SIMが届いても使えない!なんてことにもなるので、しっかりとやりましょう。
SIMロック解除する
新しくSIMフリーの端末を購入する場合や格安SIMと一緒に格安スマホを購入する場合は必要ありません。
まずSIMロック解除について簡単に説明すると、例えばauでiPhoneを購入した場合、auのSIMでしかiPhoneが作動出来ないようにロックが掛っています。
このまま格安SIMに入れ替えてもiPhoneを使うことが出来ない場合があります。
SIMロック解除は必ず必要というわけではありません。
SIMロック解除が必要かどうかは格安SIMでどこの回線を使うかによって違ってきます。
例えばdocomoで購入した端末をau回線で使いたい場合は、解除が必要です。
docomoで購入した端末をdocomo回線で使いたい場合は、解除の必要はありません。
心配な場合はSIMロックを解除しても特別デメリットはないので、解除してもいいと思います。
このように端末を購入したキャリアと格安SIMで使いたい回線によって、解除が必要かそうでないかが大体の場合は決まってきます。
“大体の場合”と書いたのには意味があり、格安SIMを販売している会社のページには「動作確認端末一覧」という項目があります。
動作確認端末一覧に記載されていない端末は使えません。
動作確認端末一覧とは各社が自社の格安SIMを実際に挿入して、使えるかどうかの検証をした結果、使えると判断された端末が掲載されています。
契約する格安SIMを決めたら必ず確認をして下さい。
SIMロック解除自体が2015年5月以降に発売された機種だけになります。
iPhoneで言うならば、iPhone6s以降となります。
SIMロック解除が出来るかどうかの確認が終わったら、SIMロック解除をしていきたいのですが、その前に各キャリア条件があるので、まずは条件を書き出してみます。
docomo
SIMロック解除の対象機種であること
対象機種についてはdocomoのページから確認することが出来ます。
契約者本人が購入した機種であること
購入日から100日経過した機種であること
過去にSIMロック解除を同回線で行っており、その受付から100日経過した場合は100日経過していない場合でも解除可能
端末を一括で購入した場合、分割払いの清算が済んでいる場合は100日経過していない場合でも解除可能
ネットワーク利用制限、おまかせロックなどの各種ロックが掛っていないこと
docomoの「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」から確認出来ます。
既にdocomoを解約している場合は、解約日から100日経過していないこと
au
2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応機種であること
SIMロック解除の対象かどうかはauのページから確認することが出来ます。
契約者本人が購入した履歴があること
ネットワーク利用制限中のau携帯電話ではないこと
auの「ネットワーク利用制限携帯電話機について」から確認出来ます。
機種購入日から101日目以降であること
一括払いで購入している場合は100日以内でも解除可能
SIMロック解除の実績がある、前回のSIMロック解除の受付日から101日目以降の場合は100日以内でも解除可能
auを解約済みの場合は、解約から100日以内であること
Softbank
2015年5月以降に発売された機種でSIMロック解除機能を搭載した機種であること
購入日より101日目以降であること
2017年12月1日以降に機種変更前の対象回線でSIMロック解除を行ったことがある場合は100日以内でも解除可能
前回のSIMロック解除受付日から101日目以降な場合は100日以内でも解除可能
前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種である場合は100日以内でも解除可能
製品を一括清算した場合、分割でも清算が終わっている場合は100日以内でも受付可能
解約済みの製品のSIMロック解除は解約後90日以内であること
解約済みの場合も含め契約していた本人であること
SIMロック解除の方法
上記の条件を満たしている場合はSIMロック解除をしていきます。
解除方法は2つありますので、2つとも紹介していきます。
1つ目はショップで解除を申し込む
契約しているキャリアに行ってSIMロック解除をする方法です。
この場合、手数料として各社3000円の手数料が掛ります。
自分で解除する自信がない人やお金を払ってでも店員さんにやってもらいたい人はこちらの方法がいいと思います。
2つ目は自分で解除する方法
自分で!?と思っている人もいるかもしれませんが、簡単に出来て、さらに手数料が掛らないので無料で出来ます。
私はauなので、auでの手続きに画面になりますが、画像付きで紹介していきます。
auは9:00~21:30までしかこの作業をすることが出来ませんでしたので、時間を確認してから進めて下さい。
まず、「My au」にログインをします。(画像はパソコン画面になっていますが、スマホでも可能です)
My au内の「スマートフォン・携帯電話」から「ご契約内容/手続き」をクリックします。
スクロールした真ん中あたりに「SIMカードに関するご案内」があるので、クリックします。
「SIMロック解除のお手続きはこちら」をクリックし、お手続き方法から「SIMロック解除のお手続き(My au)」をクリックします。
暗証番号を求めれらたら入力します。契約時に登録した数字4桁の暗証番号です。
自分がauで契約したスマホが出てきますので、SIMロック解除したい機種にチェックを入れます。
ここでSIMロックが可能かどうかの確認も出来ます。
チェックを入れたら、「次へ」ボタンをクリックし、解除の理由を選びます。
「MVNO事業者のSIMカード利用」を選び、乗り換えるMVNO事業者を選びます。
この時まだ乗り換え先のMVNOが決まっていない場合や選択肢にない場合は「その他」を選び、「この内容で申し込む」をクリックしauでのSIMロック解除は完了です。
完了するとこのような画面になります。
メールアドレスを変更しておく
キャリアのメールアドレスは格安SIMに乗り換えると使えなくなってしまいます。
キャリアのメールアドレスとは、docomoなら「@docomo.ne.jp」auなら「@ezweb.ne.jp」Softbankなら「@softbank.ne.jp」のようなメールアドレスのことを指しています。
会員登録をキャリアのメールアドレスでしている場合、友人や知人とのやりとりをキャリアのメールアドレスでしている場合など変更しなくてはなりません。
キャリアのメールアドレス以外のアドレスを持っている場合は、既に持っているメールアドレスに変更し、メールアドレスを持っていない場合は、YahooメールやGメールなどフリーメールアドレスに登録し、変更しましょう。
格安SIMでも無料のメールアドレスが使えるところもありますが、数年後に更なる乗り換えの可能性があるのであれば、フリーメールアドレスなどの方がいいと思います。
キャリアのポイントは使い切っておく
キャリアごとにポイントサービスがあるところもあります。
私が使っていたauもポイントサービスがありました。
このポイントはキャリアを解約すると、使えなくなってしまいます。
何年も同じキャリアを利用していた場合、結構なポイントになっていることもあります。
キャリアによって違いますが、充電ケーブルなどに交換をしてもらうことも出来るので、無駄にならないように使ってしまいましょう。
auの場合はau WALLETカードを持っていれば、ポイントをチャージすることも出来ます。
au WALLETカード自体はプリペイドカードなので、auを解約しても使えなくなることはないです。
格安SIMに乗り換える流れ
下準備も終わったところで、本格的に乗り換えの作業に入ります。
ここからは少し時間が関係してくることもありますので、時間に余裕がある時に行った方がいいと思います。
この段階では既に格安SIMの事業者は決まっている、というのが進める上での条件になります。
まだ格安SIMの事業者が決まっていない場合は、決まってから進めていきましょう。
MNP(ナンバーポータビリティ)予約番号の取得
乗り換え時に電話番号を変える人、電話番号は必要ない人はこの作業は必要ありません。
MNPとは今まで大手キャリアで使っていた電話番号を格安SIMでも使いたい人が必要になってくる作業です。
格安SIM申し込みの際にも必要になってきます。
現在利用しているキャリアでの手続きとなり、手続きには手数料が発生します。
手数料についても手続き方法と一緒に紹介していきます。
また、MNP予約番号というものを発行してもらいますが、MNP予約番号の期限は15日間となっています。
乗り換え先が決まっていない人やすぐに乗り換えをする時間がない人は、期限が切れてしまう恐れがあるので注意して下さい。
MNPの手続きは会社ごとに異なるので、それぞれご紹介していきます。
docomo.
docomoはパソコン、電話、ドコモショップから申し込みをすることが可能です。
パソコンから行う場合はドコモオンライン手続から申し込みが出来ます。
受付時間は9:00~21:30となっています。
電話で行う場合はドコモの携帯電話からは151で申し込みをすることが可能です。
受付時間は9:00~20:00となっています。
ドコモショップでも手続きが可能です。
受付時間はショップにより異なります。
MNPの手数料は2000円となります。
au.
auは電話、auショップから申し込みをすることが可能です。
EZwebを利用している場合は、携帯電話からでも手続きを行うことが出来ますが、スマホには対応していません。
電話で行う場合は0077-75470へ電話をすると申し込みをすることが可能です。
au携帯電話、一般電話共通となっています。
受付時間は9:00~20:00となっています。
auショップ、PiPit各店(一部を除く)でも手続きが可能です。
受付時間はショップにより異なります。
MNPの手数料は3000円となります。
Softbank.
Softbankは電話、ソフトバンクショップから申し込みをすることが可能です。
ガラケーを利用している場合は、My Softbankからでも手続きを行うことが出来ますが、スマホに対応していません。
電話で行う場合はソフトバンク携帯電話番号からは*5533、フリーコールは0800-100-5533へ電話をすると申し込みをすることが可能です。
受付時間は9:00~20:00となっています。
ソフトバンクショップでも手続きが可能です。
受付時間はショップによって異なります。
MNPの手数料は3000円となります。
私はauショップに行ってMNPの取得をしました。
店員さんがどこかへ電話をし、その電話を私が代わって電話での手続きとなりました。
au解約についての話や引き止めをされたりして、MNP予約番号を発行してもらいました。
他社は分かりませんが、auでは電話口でMNP予約番号を伝えてもらう他に、ショートメッセージで送ってもらう、ハガキで送ってもらうことが出来ます。
ハガキは希望者だけのような感じでしたが、ショートメールは手続き後20分くらいで届きました。
ショップだとガヤガヤしていてちゃんと聞き取れているか不安な場合はショートメッセージで確認した方がいいと思います。
格安SIMを申し込む
MNP予約番号を手に入れたら、格安SIMの申し込みをすることが出来ます。
ほとんどの場合はネットでの手続きとなりますが、ショップがある格安SIMの事業者ならショップでも手続き可能です。
必要なものはMNP予約番号(電話番号乗り換えの場合のみ)、本人確認書類(免許証など)、クレジットカード(一部デビットカードや銀行振替も利用出来る業者があります)
その他各社申し込みに必要なものが記載してありますので、事前に確認しましょう。
ここからは私が申し込みをした楽天モバイルの手続き方法をご説明します。
楽天モバイルで割引を受けたい場合は、上記の必要なものに加え、楽天会員のユーザーIDやパスワードが必要になってきます。
まず楽天モバイルにアクセスします。
開くとすぐに「今すぐお申込み」というボタンがありますので、クリックします。
手続きに必要なものの確認をします。
すべて準備が出来ている場合は申し込みをしていきます。
今回はWebでの申し込み方法で説明していきます。
「今すぐWebでお申込み」をクリックすると、回線の申し込み欄になります。
SIMロック解除をしていれば、どちらのプランでも使うことが出来ます。
スーパーホーダイを利用する場合はドコモ回線
組み合わせプランを利用する場合はau回線を選びます。
楽天会員の割引はスーパーホーダイのみになります。
回線を選んだら、お申込みタイプを選択します。
スマホもセットで買う場合は端末+SIMセット
端末は自分で用意する場合はSIMのみを選びます。
今回はSIMのみで進めていきます。
つながる端末保証 by 楽天モバイルの有無とSIMタイプを選びます。
つながる端末保証 by 楽天モバイルとは楽天モバイル以外で購入した端末の自然故障や破損時に、無償修理もしくは低価格の有償交換をしてくれるサービスです。
iPhoneの場合は楽天の指定正規修理サービスに持ち込みで修理が可能になります。
MNP予約番号を持っている人、スーパーホーダイを利用する人は「通話SIM」を選択することになります。
今回は通話SIMで進めていきます。
料金プランと最低利用期間を選びます。
スーパーホーダイの場合は通信量が異なるだけなので、自分の通信量にあったプランを選びます。
最低利用年数は1年、2年、3年から選ぶことが出来て、年数が長い方が割引してもらえる金額が大きくなります。
ここまでの入力が終わったら、SIMサイズの選択に進みます。
ちなみに楽天モバイルは1人の名義につき5回線まで契約可能です。
SIMサイズは好きなものを選ぶのではなく、使いたい端末に合ったものを選ぶ必要があります。
どのサイズなのか分からない場合は、「動作確認済み端末」から確認をすることが出来ます。
SIMのサイズを間違えてしまった場合は、SIMを再発行する必要があり、有償交換費として3000円が掛ってしまいます。
SIMのサイズを選んだら、オプション選択に進みます。
端末保証のオプションやリモートサポート、コンテンツのオプションなどがあるので、オプションを付けたい場合は選択します。
必要ない場合はチェックが付いていないことを確認して、一番下までスクロールします。
次はアクセサリーを購入出来るページになります。
スマホのケースやIoT・スマートデバイス、充電用のケーブルなどがあります。
お買いものパンダのスマホケースもありました。
楽天モバイルの申し込みと一緒にアクセサリーを購入すると、送料無料になるそうなので欲しい物がある人は是非。
格安SIMだけでも送料は無料ですが、アクセサリーを後から買おうとすると送料が掛る場合があります。
次に進むと楽天会員のログインページになります。
既に楽天会員の場合はログインをします。
まだ楽天会員でない場合は新規登録をします。
楽天会員に登録せず楽天モバイルを利用することも出来ますが、割引を受けることが出来ません。
ログインをするとこのような画面になるので、「同意する」をクリックします。
MNPを利用するかどうかを選びます。
新規で電話番号を取得する場合は「新規の電話番号を取得する」を選びます。
MNP予約番号がある場合は「今お使いの電話番号を引き継ぐ(MNP)」を選びます。
MNPを選ぶと楽天モバイル開通センターに自分で電話をするかどうかを選ぶ項目が出てきます。
これはSIMカードが届いたら指定の番号に電話を掛け、開通する手続きになります。
この手続きをすることによって、利用出来ない時間をなくすことが出来ます。
もしチェックを入れずに進めると2~3日ほど電話を使うことが出来なくなります。
電話をして開通をすること自体は時間も掛りませんし、手間もありませんので、なるべくチェックを入れた方がいいです。
次にMNPに使う電話番号を入力します。(MNPを利用する場合のみ)
その下にはキャリアで取得したMNP予約番号を入力する欄があります。
最後に有効期限を入力します。
楽天モバイルの場合は申し込みの時点で有効期限が10日以上残っていないと申し込みが出来ません。
次は楽天電話プランについてです。
スーパーホーダイの場合は元々プランに組み込まれているので、注意事項を読んでチェックを入れて次に進みます。
契約者情報を入力していきます。
楽天アカウントに登録してある情報が出ているところもありますが、間違いがある場合や空白になっている部分は入力していきます。
次に本人確認方法を選択します。
免許証など身分証の写真を撮ってアップロードする場合は、「本人確認書類をアップロードする。」を選びます。
アップロードは申し込みの最後にアップロードの指示があります。
SIMカードが届いた時に配達員さんに免許証などの身分証を提示する場合は、「お届け時に配達員に本人確認書類を提示する。」を選びます。
パスワードを設定していきます。
このパスワードは楽天モバイルの会員ページにアクセスする時や楽天モバイルSIMアプリでのログイン時に必要になります。
10桁以上で英数字の他に記号が1文字以上必要というちょっと変わった指定です。
配送先の住所と配送日時指定を設定します。
契約者と同じ場合は特にすることはありません。
配送日時指定は○月○日以降から指定出来ます。と表示されるので、希望がある場合は入力します。
時間だけを指定しようとしたところ出来なかったので、私は日付を最短で選び時間指定をしました。
お支払方法を選びます。
クレジットカード、デビットカードもしくは口座振替から選べます。
口座振替を選ぶと注意事項が出てくるので確認しましょう。
楽天スーパーポイントの設定をします。
利用出来る楽天ポイントがある場合のみですが、楽天ポイントを利用することが可能です。
端末代やアクセサリーを購入した時の支払いにも月々の料金支払いにも使うことが出来ます。
利用ポイント数は月内であれば変更が可能です。
全てのポイントを使う、一部のポイントを使う、ポイントは使わないの3つから選びましょう。
契約者と利用者情報を選びます。
契約者と利用者が異なる場合は利用者の氏名、生年月日、性別、住所を入力します。
カードお支払情報を入力します。
先ほど選択したお支払方法がクレジットカード、デビットカードの場合のみです。
使えるクレジットカードは本人名義のカードとなっています。
デビットカードの場合は「楽天銀行デビットカード」もしくは「スルガ銀行デビットカード」となっています。
契約内容の通知方法を選びます。
ネットで確認をする場合は「メンバーズステーションから確認する」を選びます。
書面で欲しい場合は「書面での郵送」を選びます。
お知らせ設定からニュースやデータ残量通知を希望するかしないかを選びます。
楽天モバイルに加入する際に誰かに紹介をされた際には、紹介をしてくれた人のユーザーIDを入力します。
おともだち紹介キャンペーン開催中は特典を受けることが出来ます。
次のページは入力した情報の確認ページになります。
氏名や住所、申し込みをするプランなどすべての確認になるので、しっかりと確認しましょう。
確認して問題がなければ、利用規約等を確認し、申し込みという流れになります。
後はSIMが届くまで待ちます。
私の場合は最短の日時指定をしましたが、指定日時通りに届きました。
楽天モバイルで不明点があったら
乗り換えにあたって不明な点がある場合、気軽に問い合わせが出来るチャット機能があります。
チャット機能は9:00~24:30まで使うことが可能で、時間外はAIが対応してくれますが、時間内であれば楽天モバイルのスタッフと直接チャットをすることが出来ます。
電話するほどではないかな?と思うことや電話をすることに抵抗がある人も手軽に問い合わせが出来ます。
このようなバナーが出てきますので、SIMのみかSIM+端末かを選んでチャットを開始出来ます。
PCはこのような感じです。
スマホはこのような感じです。
ネットの情報を見ると、混み合う時間帯などはすぐに接続されないこともあるようですが、手軽に試せるので問い合わせたいことがある人におすすめです。
乗り換え時に疑問に思ったこと
乗り換え自体が初めてのことだったので、何かと分からない点も多く、格安SIMに関しての記事や情報をたくさん調べました。
私が疑問に思っていたことをまとめて紹介しようと思います。
もちろん解決済みなので、私と同じように疑問に思っている人の参考になれば嬉しいです。
どのタイミングでキャリアは解約されるの?
私はMNPで楽天モバイルに乗り換えをしました。
MNP予約番号を取得し、楽天モバイルの申し込みの際に入力しました。
この時点ではまだ乗り換え前のキャリアは解約されていません。
楽天モバイルのSIMが届き、開通手続きを済ませます。
この時点で乗り換え前のキャリアは解約になるということのようです。
乗り換え先のキャリアが開通すると同時に乗り換え前のキャリアが解約になるという流れになります。
なので、乗り換え前のキャリアに解約手続きをする必要はありません。
乗り換えはどのタイミングがいいの?
更新月を調べた方がいいと上の方でも書いていますが、これはもちろん調べるべきです。
しかし、更新月が何ヶ月も先で待てない人やいち早く乗り換えたい!と考える人もいるはずです。
私も更新月が遠すぎたので、更新月までに掛る費用を計算をしたところ早くに乗り換えた方がトータルの出費が抑えられると判断し、更新月を待たずして乗り換えました。
そこで疑問だったのは、月のいつ頃に乗り換えをすればいいのか?というところです。
私は格安SIMの乗り換えを思い立ったのが月末(25.26日くらい)でした。
その間にどこの会社がいいのかを調べ、どのような手続きをするかを調べ、と時間が掛ってしまい、結局納得してMNP予約番号の取得に動き出したのは月末ギリギリ(28日)でした。
auでMNPの申し込みをした際にも「今月中に乗り換えが完了出来ず、月をまたいでしまうと翌月分の料金も請求になります」と言われました。
日割り計算をしてくれない部分の料金だと、使ってもいない翌月分の料金が丸々掛ります。
私は運よくMNP予約番号を取得した月にSIMが届き、ギリギリではありましたが、翌月に持ち越さずに済みました。
お金を少しでも無駄にしたくないのであれば、中旬にMNP予約番号の取得などをして次のキャリアに乗り換えが理想だと思います。
しかしみなさん考えることは同じなので、中旬は申し込みが混み合うとも言われています。
日にちや時間には余裕を持って、翌月になってしまわないように計画的に動きましょう。
端末料金は一括で支払わないといけない?
今まで使っていたキャリアで分割払いで端末を購入していた人もいますよね。
分割払いがまだ全額払えていない場合の支払いがどうなるのかが気になりました。
私の場合は2台契約していて、2台合計して33000円ほどの残債がありました。
一括で払ってしまっても良かったのですが、解約金や手数料などを合わせると普段は出ないお金が出て行ってしまいます。
お財布のことを考えると、今まで通り分割で支払っていきたいというのが本音です。
MNPの申し込みをした際に、残債を一括で清算してしまうか、今まで通り分割で支払うか、を聞かれました。
auでの話なので、他社はどのようになっているか分かりませんが、分割払いにも対応してくれました。
残債がたくさんある場合や一括で支払うには厳しい場合は、一度確認してみてもいいかもしれません。
回線ってどこを選べばいいの?
初めて格安SIMのサイトを見た時に「ドコモ回線」と「au回線」どちらが使えるのかが分かりませんでした。
特に端末をそのまま格安SIMでも使う場合、「auで購入したiPhoneだからau回線?」と考えていました。
結果はSIMロック解除してあればどちらでも大丈夫でした。(機種によって違う可能性もあるので事前に格安SIM事業者ページで確認して下さい。)
私が乗り換えをした楽天モバイルはスーパーホーダイのプランはドコモ回線のみで、au回線にするとスーパーホーダイのプランは選べません。
どちらの回線でもOKだったので、auのiPhone(SIMロック解除済み)でドコモ回線を使っています。
速度など検証している動画もアップされているので、速度にこだわりがある人や心配な人は動画もチェックしてみて下さい。
MNP引き止めポイント(コジ割)は存在するのか?
これは興味があって調べたわけではないのですが、たまたま格安SIMの乗り換えの情報を探している時に見つけたものです。
「MNP予約番号が欲しい」とキャリアに言うと、”ポイントのプレゼントをご用意しますので”、”機種変更の際にお安く出来るクーポンをプレゼントしますので”、と引き止めてくることのようです。
もちろんキャリアが公式的にやっているキャンペーンなどではないので、必ずしももらえるわけではないですが、引き止めポイント(コジ割)を狙っている人もいるのだとか。
私も実際にMNP予約番号を取得しに行った時に「新型iPhoneの購入に使える30000円分のクーポンを発行します。お時間15分ほどでご用意させて頂きます。」と言われました。
新型iPhone欲しいけど…と若干揺らぎましたが、ここは断らないとまた高い高い月額料金を取られる!と思い、丁重にお断りました。
もらえるポイント数やクーポンであれば割引率は、契約年数などによって違ってくるのではないかな?とは思いますが、存在するにはするようです。
【2018年11月2日追記】最低利用期間は何年がお得なの?
楽天モバイルでの契約の話になります。
そもそも最低利用期間ってなに?
楽天モバイルのスーパーホーダイには「最低利用期間」というものがあります。
最低利用期間とはどういったものなのかをまずご説明します。
最低利用期間というのは契約時に「○年契約しますよ」と契約者が決める期間のことです。
大手キャリアの○年縛りとの違いは、契約者が自分で何年かを決めることが出来るところ、そして自動更新がないところが大きな違いです。
楽天モバイルのスーパーホーダイは1年、2年、3年の3つの期間から決めることが出来ます。
契約解除料が掛ることがある
契約時に決めた期間よりも前に解約もしくは他社へ乗り換えをすると、契約解除料というものが発生します。
契約期間を過ぎている場合は解除料は掛りません。
大手キャリアで言うところの違約金のようなものです。
契約解除料は契約がいつなのかによって異なるので、どちらも書き出します。
2017年9月1日~2018年6月14日19:59に申し込みをした場合は
最低利用期間1年の場合、9800円となります。
最低利用期間2年の場合、1年目に解約をすると19800円、2年目に解約をすると9800円となります。
最低利用期間3年の場合、1年目に解約をすると29800円、2年目に解約をすると19800円、3年目に解約をすると9800円となります。
2018年6月14日20:00以降に申し込みをした場合は
最低利用期間や解約のタイミングに関係なく、一律9800円となります。
最低利用期間は何年がお得になるのか?
最低利用期間の話に戻って、最低利用期間は何年がお得なのか気になりますね。
携帯料金の節約や見直しで格安SIMに乗り換えるのですから、お得な方がいいです。
まずは楽天モバイルのスーパーホーダイの料金表と割引特典を見てみましょう。
出典:楽天モバイル
出典:楽天モバイル
至るところに注意書きを表す「※印」があって、一目では分かりにくいんですよね。
プランSの料金、楽天会員であることを前提に話を進めていきたいと思います。
楽天会員は無料で登録をすることが出来るので、楽天モバイルに加入するのであれば会員登録をした方がお得です。
楽天会員のダイヤモンド会員割引は何年の契約であっても1年目だけしか使うことが出来ず、1年目の間にダイヤモンド会員になっている月のみ対象となります。
また、複数契約をしている場合はそのうちの1台のみ対象となっています。
ダイヤモンド会員の割引を入れると、さらに分かりにくくなるので今回は省略します。
ベースの基本料金は2980円です。
1.2年目の料金
最低利用期間1年で契約をすると、楽天会員割引の500円割引を使うことが出来ます。(長期割は対象外)
なのでトータルの割引額は500円となります。
つまり月々の基本料金は2480円(1年目、2年目のみ)ということになります。(オプション代、端末代を含まない)
最低利用期間1年の場合、1年あたりの料金は59520円です。
最低利用期間2年で契約をすると、楽天会員割の500円割引と長期割の500円割引を使うことが出来ます。
なのでトータルの割引額は1000円となります。
つまり月々の基本料金は1980円(1年目、2年目のみ)ということになります。(オプション代、端末代を含まない)
最低利用期間2年の場合、1年あたりの料金は47520円です。
最低利用期間3年で契約をすると、楽天会員割引の500円割引と長期割の1000円割引を使うことが出来ます。
なのでトータルの割引額は1500円となります。
つまり月々の基本料金は1480円(1年目、2年目のみ)ということになります。(オプション代、端末代を含まない)
最低利用期間3年の場合、1年あたりの料金は35520円です。
このように基本料金に割引を適用させてみると、3年契約が1番お得!ということになりますよね?
“サービスを長く使った方がお得になる仕組みよだね?”と思う人もいると思いますし、私もそう思ったのですがどうやら違う様子…。
3年目以降の料金
3年目以降の料金は最低利用年数に関係なく2980円。
料金表や割引特典の欄をよーく見ると書いてあるのですが、「2年間ずっと」というワードがあります。
3年契約の人からすると、2年間なのに”ずっと“という表現はちょっと違う気もしますが、楽天モバイルのサイトやパンフレットにはこのように表記されています。
1年間利用すると71520円になります。
3年目以降はどの割引も一切使えず、最低利用期間3年で契約した人からすると、1.2年目の料金の約2倍の料金が掛ることになります。
料金を平均してみる
最低利用期間1年の場合は、2480円×12ヶ月で29760円なので平均は2480円
最低利用期間2年の場合は、1980円×24ヶ月で47520円なので平均は1980円
最低利用期間3年の場合は、1.2年目は1480×24ヶ月で35520円、そして3年目は2980円×12ヶ月で35760円、平均は1980円
最低利用期間2年と最低利用期間3年の平均料金は差が全くないのです。
楽天モバイルのページやパンフレットなどでは、3年契約がお得なように書いてありますが、実際そんなことはない、という計算結果に…。
ちなみにどこかのニュースサイトでもこの件について触れている記事があったので、読んでみたところショップでも3年プランをおすすめしているそう。
細かく計算していかないと分からないので、店頭で話を聞いてそのまま契約をするなら店員さんの話を鵜呑みにしてしまいます。
最低利用期間3年の場合は3年目が1ヶ月あたり2980円になるので、決してお得とは言えません。
じゃあ2年契約が1番お得なのね!と言われると、そうでもないということが分かりました。
もう何が何だか頭の中で整理しきれません。
割引額を考えると3年契約がお得!?
先ほどの計算では2年契約がお得な感じがしました。
3年目以降は割引が一切使えないので、割引が使える2年契約をして2年間使って、また乗り換えればいいじゃん!という考え方も出来ます。
しかしちょっと待って下さい。
1番最初に最低利用期間の割引についてご紹介した内容に戻ります。
2年契約と3年契約には”長期割“というものがありました。
この長期割の割引が2年契約と3年契約で違うことにお気付きでしょうか?
2年契約の場合は500円、3年契約の場合は1000円の割引となっています。
割引が使える2年間で計算をすると、2年契約では500円×24ヶ月で12000円の割引になっています。
3年契約では1000円×24ヶ月で24000円の割引になっています。
2年間で12000円の差額があります。
解除料金は9800円です。
12000円-9800円で2200円となります。
3年契約をして2年のタイミングで解約すると、2年契約よりも3年契約の方が2200円お得になります。
たかが2200円、されど2200円という微妙な金額ではありますが、少しでもお得に使いたい人にはおすすめの方法です。
まとめ
今回は格安SIMについてご紹介をしました。
言葉は聞いたことがあるけど手続きとか面倒、とか安いって何か裏があるんじゃないの?とか思っていた側の人間ですが、あっさり乗り換えました。
こんなにも安くなるのならもっと早くに乗り換えておくべきだったと、自分の行動力のなさに反省。
もちろん今までとは使い勝手が変わってしまう部分もありますが、デメリットも理解した上で乗り換える分には月額料金も抑えられます。
今のキャリアに払っている料金が高い!と感じている人や節約しようかな?と思っている人は是非、参考にして下さい。
次は楽天モバイルのSIM到着からをご紹介していこうと思っています。